これはちゃんとできているか実際には分からないのですが、レッスンと私に慣れてくださった方には、たまに本音を聞くことを意識していたりします。ちょっと聞きづらいことでも、「本当のところ、どう思いますか・・・?」勇気を出してみると、色々な発見をもらえます。

私は講師かつ代表の立場なので、生徒さまは日頃私に言えないことがあると思うのですが、その言いづらい感をちょっと取っ払って、本音トークタイム!すると、「あれ?この生徒さまは素になるとこんな風にお話するのかー!」とか「あの時、本当はこんなことを考えていらしたのね!」とか、気づくことが山ほど出てきます。また、言えない意識がなくても私が訊いてみることで今一度お考えをまとめてくださって、生徒さま自身でも気づきがあるケースもありました。

講師と生徒さま。友人関係とはまた違った特殊な人間関係ではありますので、お互いに常に裸の心でいることはできませんが、だからこそ時に「本音」を意識して話すのは良いことだなぁと思います。(メールではなく、お会いした時に直接話せることがまたポイント!)

でも、演奏を聴くとなんとなくどんなことを思っているかは、分かってしまうのですよね♪言葉にしなくても、どんな思いで練習されたのか、どう演奏されたいのかは見えてきます。言葉と演奏がチグハグになってしまっている時は特に、本音の言葉でアウトプットするのが効果的なように思います。

皆さまは講師に実は話したい本音、言えるタイミングはありますか?日々オーボエのことをお伝えするのに必死になりがちですが、生徒さまがリラックスして素でお話しできるようなひとときをこれからもっと作っていきたいな・・・と思う晩夏の山内でした。