体験モニターをご受講頂いた生徒さまのレッスンのご様子をレポートにいたしました♪

新宿教室 S.M様/赤井クラス

■第1回 2017年1月
第一回目の体験レッスンです。
今回チャレンジモニターとして体験レッスンを受けて下さる方は、中学生から高校生の間にオーボエのご経験がおありのM様です。
ご挨拶の時から笑顔がとても素敵なM様は、ずっとオーボエを再び吹きたかったそうで、本日の体験レッスンをとても楽しみにしてこられたそうです!
まずはリードのみで音を出してアンブシュアなどの確認です。
今回は体験レッスンと言う事で、赤井の手製リードで吹いて頂きました。
*ロングトーンCdur
*ヒンケの一ページ目、3番
今回は、ブレスの事をメインでレッスンさせて頂きました。吹く楽器はブランクがあると、息の流れが控えめになってしまいがちです。その為まずは大きな音でロングトーンをして頂きました。
すると今度は息が足りなくなってしまいます。そこで、深いブレスの確認です。管楽器はよく『腹式呼吸で吹こう』といわれますが、だからといって実際に意識して行うのは難しいものですね。そこでM様には、ブレスの際に腰の辺りを意識をして頂きました。すると音の大きさ、明るさ、安定感が変わりました。

今度はヒンケの3番を吹いて頂きました。曲を演奏する時には指のフォームが大事なのですが、M様は吹いていらっしゃる時に指の関節がへこんでしまい、指のアーチがつぶれてしまっていました。このお写真のフォームですと左手のハーフホールの操作が特に難しくなってしまいますね。この後は人差し指の位置やフォームを修正させて頂き、第1回目のレッスンはここまででした!
■第2回 2017年1月
第2回目の体験レッスンです。
本日は、1回目の復習と、新たに曲を取り入れてのレッスンでした。内容は以下の通りです。
*リードのみでアンブシュア確認
*Cdur4拍
*ヒンケ3番8小節
*『星に願いを』より一フレーズ
まずはリードのみでアンブシュアの確認です。この日はリードのみで吹いた時に音程が下がり気味で、音も少しかたく聞こえました。そこでロングトーンをしながらアンブシュアの研究です。
まずは前のアンブシュアのお写真です。唇を横に引いてしまって、音が平たく聞こえてしまいます。楽器にリードを付けても、この時点では音程は下がり気味です。
ここで、唇を真ん中に寄せるような気持ちで、口の中の空間の縦幅を意識をして頂きました。
このようにアンブシュアを作る事によって、唇のクッションが厚くなり音の安定感が増します。またリードの開きを唇でコントロールしやすくなります。M様はこのアンブシュアの作り方によって音程が明るくなったり、音に安定感が出たりとレッスン内でも変化が見られました!
次に発音と息の流し方についてです。タンギングをすると、息が出づらくなってしまいフレーズが切れてしまうのは良くあることですね。まずはタンギング無しで少しずつ息を入れて頂き、音が鳴り出す息の量を確認して頂きました。
それを確認しましたら、ヒンケで実践です。そして本日は『星に願いを』より最初の一フレーズも吹いて頂きました!
本日はここまでで終了でした。アンブシュアやブレスの事などは一日にしてならず…ですが、中々ご自分では気づきづらいポイントをレッスンさせて頂きました♪♪♪
第3回目のレッスンへ続きます!
第3回 2017年2月
第3回目のレッスンです!
この日のレッスン内容は今まで行ったロングトーンやヒンケ、星に願いをのフレーズを復習、かつまた新しい視点から吹き方を考えるという事でした。
まずはアンブシュアの作り方の確認です。前回は横にアンブシュアが広がってしまっていましたが、今回はお写真の通りアンブシュアを作ることが出来るようになりました。
さて、この日は体に力みや、指に必要以上の力が入ってしまうことが見受けられました。特に指はキイから上方向に離れてしまったり、押さえるときにキイの音が大きく聞こえたりしていました。
レッスンでは指にわざと力を入れてみたり抜いてみたりしながら吹いて頂き、違いを感じながら吹いてみて頂きました。この日はM様は『まだ音の違いまで今はあまり分からないが、前回から改善して効果が実感できたブレスやアンブシュア同様、回数を重ねて効果が分かるようになりたい』と仰って下さいました。
M様は楽器は時間内レンタルでのレッスンでしたが、それでも上達していく事を実感して楽しんでくださったご様子でした。M様は当教室へご入会くださるとのこと、今後ともどうぞよろしくお願い致します!
以上、チャレンジモニターM様のレッスンレポートでした!♪♪

八王子教室 M.K様/赤井クラス

■第1回 2016年12月
本日が第一回目のレッスンです。
まずはご挨拶をさせて頂きました。お名前はK様、オーボエが似合うとてもお優しそうな男性でした!
次に体験レッスン事前アンケートのご記入をして頂きました。
チャレンジモニターになって下さいましたKさんは、長くフルートを吹いていらっしゃったそうで、オーボエは初心者との事でした。お話によると、オーボエは難しい楽器としてギネスに載っている楽器であるからやってみたいと思われたそうです。アンケートでもオーボエに対するイメージは『難しい』にチェックがありました。Kさんの場合、難しいからこそやってみよう!というお気持ちのようですが、やはり『オーボエは難しい楽器』というイメージがあるご様子です。
『オーボエのイロハから…』との事でしたので、レッスンの内容ならびに出来るようになった事は以下の通りです。
*楽器の組み立てと楽器を温める作業
*鏡を見ながらリードのみでの練習
*Gdurの運指
*Gdurで4拍ずつロングトーン
*楽器のお掃除、分解の仕方
まずは楽器の正しい組み立て、この時期大切な温めの作業からでした。温めながら、温める理由やオーボエの仕組みについていろいろとお話をしました。
次にリードのみで、唇を巻く加減を鏡で見ながら練習です。
慣れてきたので、リードをオーボエにつけての練習です。『まだ基礎練習もどんなことをするのかわからなくて…』との事でしたので、まずはGdurの音階の運指をお教えして、Gdurで4拍ずつロングトーンという方法で練習をしました。
ロングトーンをすると、少々息を入れるのがお辛そうでしたのでリードのチェックをしました。Kさんにとってお持ちのリードは少し重たそうでしたので、リードを調整しました。調整後はリードの変化を実感して頂きました。
調整後、もう一度ロングトーンをして頂きました。2回目のロングトーンでは、以下のお話をさせて頂きました。
•アンブシュアについて
•楽器を構える角度や指の力について
•音域が上がってきた時の息の変化について
楽器のお掃除と分解をして第一回目のレッスンは終了致しました。
体験レッスンに通われるに当たって、何か曲を演奏してみたいとのことでした。次回はK様が演奏してみたいと仰いました、ドヴォルザークの『家路』をレッスンに取り入れていこうと思っております。
■第2回
第二回目のレッスンです。
本日取り組んだ事は、以下の通りです。
*Gdur上行で4拍ロングトーン、下降で8拍ロングトーン
*Gdurでテンポ60、四分音符でスケール
*ハーフホールの練習
*ドヴォルザークの『家路』
まずウォーミングアップを兼ねて、メトロノームを60でかけて4拍でロングトーンをしました。その後に深いブレスと、余った息を吐き出す事を意識して8拍でロングトーンをしました。
次にGdur、テンポ60の四分音符でスケールの練習をしました。
スケールになりますとドとレ、レとミの運指にコツが必要だったり、息のコントロールが必要になりますので、ここでハーフホールの練習をしました。
Kさんは人差し指をずらしてハーフホールを開けていらっしゃいましたので、正しいハーフホールの開け方をお教えさせて頂きました。ハーフホールの開け閉めはフォームと動きが大切なので、レッスンの中で綺麗なフォームや動きを習得して頂きました。
そしてドヴォルザークの『家路』に取り組みました。譜面通りだとDesdurで少々難しいので、調を半音上げてDdurで練習をしました。
本日は前半をレッスンしました。前半は比較的音域が低めであることと優しいフレーズなので、ベルの方を意識をして暖かい息をたくさん送るようなイメージで吹いて頂きました。息の流れがスムーズになりましたので、低音もしっかりなるようになりました!
ハーフホールの前後はクレッシェンドに合わせて息の量を増やすことで、滑らかに演奏しやすくなり音楽的な流れも生まれて良くなりました!
次回はチャレンジモニターの三回目、最後のレッスンです!
■第3回
第三回目のレッスンです。
本日がK様のチャレンジモニターとしての最後のレッスンです。
楽器の組み立ては、もうお一人でばっちりでした!楽器にコルクグリスを塗り、組み立てをして、温めている間にリードもお水につけてスタンバイ完了です。
では早速、基礎練習からです。本日の基礎練習のメニューは以下の通りです。
*Gdurで8拍ロングトーン
*Gdurで八分音符でスケール
*フォームの確認と指の体操
両方ともテンポは、メトロノームは60でかけて練習をしました。第一回目のレッスンではロングトーンは4拍まででしたが、本日は8拍もしっかり吹き切れるようになりました!Gdurもばっちり指を覚えていらっしゃいました。
次にGdurでスケールの練習です。本日は八分音符に挑戦しました。今までよりも少し早いテンポなので、初めは指が転がってしまったり、指使いが分からなくなってしまったりしました…。
そこでまずはソラソラ、ラシラシなど音を二つずつ取り出して指の体操をしました。この時にフォームも確認をして、キイの穴をきちんと塞ぐ事が出来る綺麗なフォームへ。
そして全ての音のつながりを練習して、四分音符でスケール、最後に八分音符でスケールを吹きました。すると、八分音符のスケールでもなめらかに音が並ぶようになりました。
さて次に、二回目のレッスンから取り組んできました『家路』を吹きました。
取り組んだのは前半のみでしたが、私もオーボエを吹いたりピアノを弾きながら、この曲の美しい雰囲気や綺麗なハーモニーに合わせて演奏する流れを楽しみました☆
音が上行したり下降したりするのに合わせて息の量や入れ方のコントロールが上手くいくと、なめらかにフレーズがつながるということを曲を通して感じて頂きました。
早いもので、三回目のレッスンもあっという間に終了してしまいました。ここで体験レッスンの事後アンケートをご記入頂きました。少々拝見させて頂きますと…。
レッスンを楽しんで頂けたようで、私もとても嬉しいです♪♪
また、初めにお持ちだった『オーボエはとても難しい』というイメージを『何とかなりそう』というところまで感じて頂く事が出来たようです!オーボエの楽しさや魅力はまだまだありますが、三回のレッスンの中でも感じて頂けたようで安心しております。
そしてKさんは、これからもレッスンを受けたいと仰って下さいました!今後とも、どうぞ宜しくお願い致します(*^^*)
以上、チャレンジモニターK様のレッスンレポートでした!

新宿教室 T.O様/山内クラス

もともとオーケストラでクラリネットを演奏していらっしゃり、前列のオーボエに長年ご興味があったそうで、折角受けるならモニターという形で3回継続受講して、通った様子などを見てみようと来てくださいました。

■第1回 2016年10月7日

ドキドキの初回レッスン!O様は、緊張の面持ちでいらっしゃいました。上記の通り、もともとクラリネットを演奏されているので、O様のように管楽器にある程度慣れ親しんている方はスムーズに音を出すことが出来ます。

まずはリードだけで音を出してみました。

クラリネットやサックスといった、口内にマウスピースが入る楽器の場合、アンブシュアの使い分けが難しくなります!上唇を巻き込むことに慣れていないので、音程が不安定になりやすく、初期は特に、鏡をしっかりと見ながらの練習が必要ですね。この日はリードをご購入頂き、アンブシュアの練習をご自宅でして頂くことになりました。

■第2回 2016年10月21日

前回から少し日が空きました。お仕事等がお忙しかったようで、思ったようにリードだけでの練習が進まなかったと仰っていましたが、出だしは好調!この日は、姿勢のお話をしました。

第1回のお写真を見ていただくと分かりますが、肩が前に出てしまい、猫背になってしまっています。これでは深いリラックスした呼吸を行うことが難しくなります。

まず姿勢づくりは下半身からです。重力を味方にするように、座骨と足の裏に体重を感じ、そこから石をひとつひとつ積み上げるようにして、背骨をまっすぐ立てていきます。

だいぶ美しくなりましたが、まだ肩肘に緊張感がありますね。リラックスして演奏するには、もう少し自然にこの姿勢が作れると良いのではないでしょうか。

良いアンブシュア、姿勢、呼吸が整ったので、この日は音階にチャレンジしました。ヘ長調の音階、とても美しく演奏できましたね。

■第3回 2016年10月28日

早いもので、1カ月のチャレンジモニターも最終回。O様のご希望で、この3回のレッスンを通して、オーボエの基礎をしっかりとレッスンさせて頂いたことと、楽器の取り扱いについても練習しました。演奏だけでなく、1回の体験レッスンでは網羅することのできないところまで出来るところが、モニターの魅力ですね♪

前回少し力が入りすぎていた姿勢もこの通りです。ほどよく脱力出来ているように見えませんか??これが3回のレッスンでの効果の一つと言えます。

クラリネットとの両立を考えた時に、演奏会が落ち着いてからオーボエの方は検討されるとのことでした。

O様、モニターへのご協力をありがとうございました♪