以前書いたスタミナと演奏のお話と似ているのですが、今回は体重について。

たまに講師たちとも同じような話題になるのですが、皆さまはご自身にとっての「ベスト体重」は定まっていますか?このベスト体重とは、見た目的なものではなく、健康的な意味合いです。私の場合「いつもの体重」を2キロ以上超えてくると、増加に比例して体の動きが鈍く・倦怠感が強くなります。また、浮腫みも強く出やすくなっていきます。血流の影響なのか精神的にネガティブに触れることが多いかもしれません。逆に「いつもの体重」から2キロ以上減った場合。体脂肪分だけ体重が減って筋肉量が増えていればまた違うと思うのですが、私だとだいたい全体的にしぼんでいるので基礎体力が落ちてしまって圧をしっかりとかけられなくなり、第2オクターヴの音域がフラフラしてしまいます。減っているといっても見た目的にはもっと絞れるボリューム感なのですが、パワフルに吹こうとするとある一定のところから体重を減らすとあまり良くなかったりするのです。素人がボディメイクは難しい・・・

生活習慣の変化による「バテやすさ」

先日の記事でも触れていますが、毎日在宅ワークの生徒さまを中心に、昨年くらいから「バテやすさ」が表面化してきていることを感じていました。とくに練習環境やレッスンコースなどを変えていないのに、「いつものこと」が苦しい・しんどいというお声が出ています。様子をみてきましたが、1年経った今も問題として残っているので、これは生活習慣が変化したことで、体の筋肉量が減少してしまった原因があるのではと、私は思いました。

在宅ワークでも変化のなかった生徒さまはどうだったかというと、積極的にジムやプールなどで運動をし、体力を維持するように気をつけていらしたそうです。そこで・・・運動機会の少ない生徒さまとは、レッスンの合間に筋トレを実施してみました♪(ご一緒に私も!)「できれば運動習慣を取り入れて・・・」といっても日々お仕事などあると、気づいたら一週間二週間なんて簡単に過ぎていってしまうので、オーボエ吹きがてらトレーニングできたらどんなに楽でしょう♪実際やってみるとオーボエと筋トレとで肉体疲労がすごいのですが、おかげでぐっすり眠れますし、気持ち的にも健康への意識が根付くので、良いことづくめだなと思います!

生徒さまとともに、健康そして自身のことを知っていくワークを、これからも心がけていきたいと思います。