偶然、ここ2年くらいで還暦をお迎えになった生徒さまが続きました。その生徒さま方が10年以上レッスンをさせて頂いてきた方々だったので、還暦ってすごく大きな節目で、この前後に体が大きく変化するものなのだなぁと思いました。
60歳前後で体が大きく変わる
還暦という節目は本当に大きなもののようで、60歳になる前後で体にかなりの変化があるようです(ほぼ全員当てはまると思います)。具体的に何がというと、認知機能や体力の低下、関節や筋肉の柔軟性低下です。これはもう生き物である以上避けようのないエイジングなのだと思いますので、学校卒業のような誰しも経験するターニングポイントぐらいに思って一度状況を受け止めること、これがとっても大事だと思います。私も今から20数年後にやってくるその時を受け止めておくことにしました。
レッスンや個人練習などで見られやすい変化の兆候(代表的なもの)はこんな感じです。
- 集中力にムラがでる
- 初見が苦手になる(視力の影響もありそうです)
- いままでよりもリズムを取るのが苦手に感じる
- 肩や関節を痛める
- 演奏が長時間続けられなくなる(息切れして疲れる、唇がバテる)
- だんだんと使うリードが薄くなってくる
- これまで通り練習していても、上達を体感しにくくなる
当てはまると悲しくなってしまうかもしれませんが、悲しむのではなくて、体からのSOSにぜひ気がついいて頂けたら幸いです。この兆候が現れたら、いままでの練習方法やライフスタイルを見直して、いまの状態に合った練習や生活に変えていければ良いと思うのです。多分それをせずに無理をし続けていると上達しないばかりか体を壊して演奏が続けられなくなってしまうかもしれません。
60代以降、がっつり上達していくためには?
もし、60代後半頃までがっつり上達を実感したい!と思われる場合は、ただオーボエを吹くだけではなく、根本的な体力づくりが必要になってきます。年齢を重ねるごとに関節や筋肉は硬くなっていきますが、60代くらいからホルモンバランスもあって加速するのだそうで、そうすると速いパッセージは回しづらくなるし、思うように演奏しづらくなっていきます。その原因は「体」なので、楽器の練習「だけ」をしていても改善しないのですね。では、どのようなことに取り組んだら良いのでしょうか。
- 毎日ストレッチをする
- 意識的に運動をする
- (とくに体が硬い場合は)整体に通う
- なるべく体に負担のすくない抵抗の軽い楽器を使う
- オーボエ演奏のほか、ソルフェージュやリズム課題を併用して、脳を活性化する
といったことが挙げられます。
生きていたら必ず全員にやってくる還暦というライフイベント。この前後に備えて、40代くらいから体に対する取り組みはコツコツやっておくと良いのかなぁと考え、私も絶賛実践中ですので、次回は還暦未満の皆さまむけに記事を書いていきます♪

