いきなりこんな話!?ですが、私自身がそういう時代に育ってきたからなのか、気合いと根性で上達!みたいなものがあまり好きではありません(笑)オーボエなんて特に、それだとうまくいかないと思いませんか?

学校の教育もだいぶ変わって来たと思いますが、それでもまだ前時代的な先生がとくに音楽科にはいらっしゃるようで、顧問の先生から不思議なアドバイスを頂いて帰ってくる中高生が少数派ですがまだいます・・・。なのでこの記事上で地味〜に声を上げていきたいと思います。(当事者の目には触れないだろうけれど!!)

リードは気合いでは鳴らないッ!!

気合いでカメハメ波が出せないように、オーボエのリードも気合いでは鳴りませんよね(笑)古いリードでいくら練習をしたとしても、思った音楽を創るのは難しいと思います。気合いより先にリードを買いに行きましょう!どうかリードを買いに部活動を抜ける時間をお願いいたします😭

ただ「音を出す」のではなく、想像することが大事

これは全楽器共通のことですが、何時間も音を出し続けたら練習したと満足してしまいがちです。反復練習も必要ではありますが、もっとも大事なのは練習の質を上げること。そのためには音を出す前に楽譜から想像をすること、想像したものを体現するためにどのような道筋でその日練習をしていくか計画を立てていくことが大切です。勉強も一緒ですよね。たとえ30分しか個人練習が出来ない日だとしても、この想像と計画によって成果をあげることは可能だと思います。練習で大事なのは気合い根性よりまずそっち。

根気と辛抱は必要!

気合いと根性というよりか、オーボエにおいては繊細なリードと向き合う根気と、辛抱強さを持つことにはしっくりきます。いろいろな意味でストレスフルな楽器なので、長く続けていくと勝手に根気も辛抱強さもつきますから、オーボエを学んでいる学生の皆さんのことはもれなく「頑張っているんだな!」というベースを持ってどうか温か〜〜く見守ってください(涙)

体が反射的に動くようになるまで永久に練習!みたいなことは私自身も経験しましたが、体力とリードばかりが無駄に消費されるばかりか、頭で考えることをせずとりあえず音を出すという悪しき習慣が身についてしまうので、とくに子どもたちには絶対にしないように気をつけています。

根性論に疲れ切っている学生さんはいらっしゃいませんか?当教室のレッスンが、もしかすると解決の糸口になるかもしれません。