こんにちは♪年度が明けて、新しい気持ちでオーボエを買い替えようとされる方の多い季節ですが、お買い替えをご経験の方はそれまで使っていたオーボエ、どうされましたか?筆者山内は、これまで自分が買った楽器をいままで一度も手放したことがないのです。でも、口や手が何個もあるわけでなし、全部持っていても仕方がなく・・・レンタル楽器になって色々なところを回っているのでバリバリ現役の子もいれば、大事にしすぎて気づいたら2年もクローゼット待機の子もいます。そろそろ整理しようかと思いつつも、楽器は思い出なので、なかなか手放すことができません。この子たちをどうするか、実はずっと悩んでいます。

というわけで、本日の記事は私自身の葛藤です(笑)楽器を売るか否かの基準になるチェック項目をつくりましたので、これから売ろうか手元に持っておこうか迷っている方はぜひご覧ください。

1.お買い替えは下取りが前提か

当然のことではありますが、下取りが前提となると手元に持っておくご選択肢はなくなりますね。下取りに出さない前提でローンを組むプランも併せて検討してみましょう!

2.売却価格は適切なものか

近年グラナディラが採れなくなってきたので、今後も楽器のお値段が上がっていく可能性があります。10年前と今とでは定価が全く違い、以前よりも良いお値段で売れます。しかし経年とともに価値が下がるので、どちらを取るか難しいところです。

3.活動フィールドに野外があるか

吹奏楽団などだと野外演奏のある団体もあるかと思います。野外演奏では楽器割れ危険度星5つですので、サブ楽器がないとまずいです。野外演奏をされることもある場合は、手放さないほうが良いです。

4.買い替えの楽器との相性

新しくかなり方向性の異なる楽器になる場合、サブとして持っていてもリードの使い分けなどで苦労することがあります。使い分けても混乱しないメーカーであるかも大事な要素です。

5.どうして売りたいか

ここが最も重要なポイントです。現金が必要だから、演奏しないのはもったいないから、などなど売る最大の理由がなんなのかということと、それと売却したお値段を天秤にかけてみると、いかがでしょうか。

昔、以前ご趣味としてオーボエを楽しまれていたけれど吹かなくなり売ってしまって、それからしばらくして当教室にいらした方がいらっしゃいました。「あの時売らなければ良かった・・・」というお声を聞いて、生徒さまにも後悔のない売買をして頂けたらと思いました。

後悔のないように、と思うと売れないスパイラルに入ってしまうのも、悪い癖ですよね(⌒-⌒; )