前回の記事は中高生むけに書きましたので、今回の記事は親御さまにむけて書きたいと思います。

とにかく今年の出来事で心を痛めているのは中高生(特に3年生)に今までは当たり前に与えられていたものがなにもなくなってしまったことです。体育祭・修学旅行・文化祭といったイベントも根こそぎ中止になって、3年生になると「また来年」とはいかないので、きっときっと悔しかったことと思います。そしてそれを見守る親御さまの気持ちを思うと、涙が出てきます。私もまだとっても小さいですが子を持つひとりの親として、胸が締め付けられるような思いです。

でも、そんな中で親御さまが出来ることだと、どんなことがあるか考えてみました。いつも以上に主観的なお話ですがご参考になりましたら幸いです。

給付金でオーボエ(または防音室)を買う!

安易かもしれませんが、これまで熱心にオーボエを頑張っていたのなら、この先も出来るだけ長く続けていけるように、そしていつもならない給付金があるのでそれを駆使して奮発してマイ楽器を買ってあげたい!!とまず真っ先に思い浮かびました。きっとそういう思いをお子さまも分かって大事にしてくれるのでは・・・と思います。またはご自宅で練習出来ないのであれば防音室を導入するのも良いですね。

披露する場を探す

特に高校3年生となると受験等で難しいかもしれませんが、演奏会やコンクールがなかったので、音楽教室等にあたってみて、ある程度の成果をアウトプット出来る場を探してみたいと思いました。(ちなみにことねオーボエ教室は1月に発表会があり、予定通り開催されます。)

自分も一緒に何か楽器をやってみる!

合わせがなくてつまらない思いをしているなら、ご家族でアンサンブルが出来れば楽しいかもしれませんよね。同じオーボエでも良いでしょうし、またはピアノや管楽器等チャレンジしてみて、子どもと一緒にアンサンブルしたりすると思いが共有出来て環境しだいではご自宅でも楽しめて良いですね。お年頃だと嫌がられてしまうかもしれないですが、やってみたい挑戦です(^^)

最近、中高生の親御さまからのお問い合わせが多いです。部活でトレーナーに習う以外に個別で習うという選択肢が定着しつつあり、嬉しく思います。このご時世でレッスンに通わせるリスクを考えておられる親御さまも多くいらっしゃると思いますが、意外にも音楽スタジオでクラスターは発生していないので、検温・消毒・手洗い・うがいといった基本的な対策である程度は防げているようです。教室としてもスタジオ側でもそれぞれコロナ対策を講じておりますので、恐れすぎず、今お子さまに出来ることに積極的になられても良さそうです。

これから冬にむけてはさまざまな感染症流行が想定されるので緊張感が高まりますが、子どもたちにとっては今しかない時間でもありますので、大切に過ごしたいですね。