先週に引き続き発表会のお話をしたいと思います。

3カ月を切るころから、いよいよ本番にむけてダッシュをかけていきますが、はじめてご参加になる方はどのような流れか分からないかと思います。今回は、山内の経験上最近定まってきた流れをご紹介いたします!

3か月前を過ぎたら

・通し練習…本番通りに立って演奏してみましょう。どのくらいでバテが来るのかどうかを知って、最後まで演奏出来るようにこれからどのくらい練習をすればいいかを考えます。ぎりぎりまで通し練習をしないでいると、なかなか気づくことができないので、出来るだけ早めに行ってみましょう。山内クラスでは3カ月前を過ぎた頃からレッスンで通し練習を必ず取り入れるようになります。

・練習日数の増加…まだマックスまではいかなくて良いのですが、上記を踏まえて、練習を週1日くらいずつ増やします。それだけで上達がだいぶ変わってくることが実感できますよ♪

2カ月前を過ぎたら

・リードの調達…消耗が早い方は1カ月前くらいで良いと思いますが、たいていの方は新しいリードに慣れるまで期間を要するので、2カ月前を過ぎた頃には本番用リードを手配しましょう。練習用、hん番用、それぞれ2~3本ずつくらいは余裕をもって準備すると良いですね。今年だと4月頃がその時期です。発表会前はリードがとても売れやすいので、講師たちも量産を頑張ります!

・練習日数を週3日程度は持ちましょう!…なんて多い!と思われるかもしれませんが、一番伸びる時期が2~1カ月前です。ここで練習をどれだけ行えるかが、本番のクオリティに関わってきますので、出来れば毎日練習を行ってください。それに伴ってリードの消耗もいつもより早くなると思いますので、リードは多めに手配しておく必要がありますね。

1カ月前を過ぎたら

・リードと楽器の最終調整…レッスンでリードの最終調整を行います。また、楽器の状態も見させて頂ければさらに安心です。楽器の調整はだいたい本番2週間前くらいに行っておいてくださいね。今回は前の週にゲネプロがありますが、その日までに調整が終わっているようにしてください。あまりこの調整が早いと本番までに狂うので、タイミングが少し難しいですが、少なくともGW以降かと思います。

・1回だけ通し練習…2カ月前頃は何度も通し練習をしたりしますが、この頃はメンタルトレーニングの一環として1回だけ通しをおこなう練習を取り入れたりもします。本番は一度きり。「家ではできたんだけどな…」では後悔が残りますね。一発勝負で納得のいく演奏が出来るようにここで一気に訓練です。

生徒さまの上記をご参考に、練習ペースを考えてみてくださいね!