これも過去何度か上がっている内容だと思いますが、改めて大切だと思ったので、記事にします。

小学生くらいまでの間である程度ご年配のピアノの先生にレッスンに就いていたとか、親御さまご自身にそういうご経験があるとかでない場合、レッスンマナーと言われても馴染みのないお子さまは多いと思います。それに厳しかったのも20年くらい前までの話ですので、時代錯誤なのかなぁと感じます。当教室はマナーがなっていないと先生が激怒して帰っちゃう!!みたいなことはもちろんございません(汗)ただ、レッスンを受ける時に必要とされてきたマナーたちは、社会に出てから確実に役に立ってくれるので、私は子どもたちをレッスンする際、言いづらくても絶対に伝えるように心がけています。

「うん」から「はい」

オーボエを習う年齢層的に、これは出来ている子がほとんどですが、何かお話をするときに「うん!」と可愛くお返事をしてくれる子がいたりします。可愛くてちょっとキュンとしてしまうのですが、これも小学校高学年以降になったら、ハキハキとした「はい!」というお返事に変えるように伝えるようにします。でも、内気な子だと注意をすることで返事自体萎縮してしまう場合があるので、タイミングをみて伝えることが大事ですね。

先生と一緒に敬語の練習をしてみる

中学校に入りたてくらいまでのお年頃だと、敬語をあまり使ったことがない子もいます。フレンドリーに話せるのは講師目線で楽しいのですが、大人になった時に困らないように、敢えて講師側がきれいな敬語で話してみると、「こんなふうに話すのか!」と肌で感じて、徐々に使ってくれるようになります。そこから思春期も相まって、急にスンっと壁ができガチガチな敬語で話すようになったりもします(笑)それはそれでちょっと寂しくもありますが、成長の一つと捉えて見守ります。

私自身、マナーに厳しい先生に幼少期からピアノを習ってきたので、大人になって自分の子の習いごとをする時に困ることはあまりなく、有り難かったなと感じているので、レッスンを通して、オーボエが上手になることはもちろんですが、大人との関わり合い方も知っていって欲しいなと思います♪