演奏活動をリタイヤされて後進の指導などをメインとされるオーボエ界のレジェンドからお話を伺うと、不思議な共通点があることに気がつきました。また、共通点を並べて書いてみたときに感じたことがあったので、今回はそういったお話をつらつら記していきます。
どんなに経験を重ねても、リードはたくさん作り続ける
たくさんの方から伺いますが、たとえどんなに経験を重ねた素晴らしいオーボエ奏者の方であっても、リードはある程度の本数は作り続けないといけないし、打率もそこまで上がらないということが分かりました。私なりに考えたのは、吹き手も常に変化し続けているから、リードも常に変えていかなくてはならないので、適用しようとしているとそうなっていくのだろうなということではないかと。
見つけられる答えは、ひとつだけ。その人にとっての正解
リードや奏法で見つけられる答えはその人だけのものなので、自分が尊敬する方だからといって真似しても自分に合うとは限りません。誰しも自分だけの「確固たる正解」を見つけたかったら、いろいろなところからアドバイスをもらいつつも、最後は自分で時間をかけて考えて演奏をし続けるということなのだなぁとしみじみ思います。
目に見えないものへの興味や理解
これは意外な話ですが、方向性はさまざまではあるものの、精神や心のような「目に見えないもの」への知識や関心をお持ちの方がとても多いのです。音楽だって聴覚で感知したあとに、心で感じる。内容としては同じですから、当然の流れかもしれませんね。繊細な日本人特有のものと思いきやそうではなく、海外の誰もが知っているオーボエ奏者の方々もだそうです。不思議ですね。
音楽は、自分だけの旅
総括すると、音楽・オーボエの道は、その人だけの旅のようなものですね。道を尋ねるように周りの方に助言を頂いても、行き先をどこにするのかも、ゴールを決めていくのも自分自身。ですから、レッスンも、ご自身の希望する場所に「連れて行ってもらう」というよりは、「アドバイスをもとに、自分で目的地にむかって歩む」という意識をもつと、また違った景色が見えるのではないでしょうか(^^)
初歩の初歩の方だと、どこに行ったら分からないと思うので、案内はしていきます。ある程度のレベルまで上達したあとは、「自分で歩む」というイメージを持って練習に取り組んでみてください♪

