梅雨の時期はどうしても心身にマイナスな影響が起こります。体のことでいうと、むくみ・だるさ・呼吸器官の不調、心のことでいうと、やる気が出ない・気分の落ち込みなどが挙げられます。まさに今、そんな状態でお悩みの方は多くいらっしゃるのではありませんか?そして、そのせいで

オーボエの練習も、レッスンに行くのもめんどくさい・・・

となっている方もいらっしゃるはずです。でもこれは決していけないことじゃなくて、あくまで自然の摂理なので、そんな心身を受け止めてあげることからはじめましょうね。

そして本日お伝えしたいのは、このだるくやる気が起きない状態、実はオーボエで打破することが出来るのです!!(多分今年一番有益なブログになると思うので最後までぜひお読みください)

カパラバーディ呼吸法

〜やる気を起こす魔法の呼吸〜
  1. 鼻からフッフッと激しく息を吐きます(鼻水が飛び出ちゃうくらい)
  2. 反動で0.5秒ほどの時間で一気に息を吸います
  3. 1〜2を30〜100回ほど繰り返します

これはヨガなどでもよく使うので、ヨガを習っている方はご存知かもしれません。梅雨時は呼吸が浅くなりやすいので、この呼吸法でしっかりを身体中に酸素を回すイメージを持つと良いです。ちなみにカパラとは「頭蓋骨」バーディは「輝く」という意味で、頭をスッキリさせるということだそうです。この呼吸を、まさに楽器を吹く気が起きない時に楽器を出しながらやってみてください。そのうち体がポカポカして、やる気が嘘のように復活します。

呼吸に集中してロングトーン

それから、先述のとおりこの時期は呼吸が浅くなるので、いつも以上に呼吸に集中すると良い時です。実際に出ている音よりも、その前にどう呼吸をしているかに一番の集中を持っていき、ゆったりとロングトーンを「味わって」みましょう。だんだんと力が抜けて、身体中が楽器になったような豊かで心地よい響きになっていくのが分かると思います。

このふたつを実践して、終わった頃には身も心もスッキリしているはずです!私自身もこれでどんより低気圧の日々を切り抜け楽しめていますので、ぜひお試しくださいね。