気づけば2月となりました。あぁ冬!というこの天気もあとひと月くらいですね。何だかことしは冬が短かったように思うほど瞬く間に過ぎていきました。それだけ充実していたということですね、皆さまのおかげです♪

最近グループレッスンやアンサンブル、合奏において特別に感じることがあるので、今回はそんなお話をしてみようと思います。

 

個人レッスンは、どんなことも持ち寄って頂いてOKです。それは課題の話だけでなく、気持ちの話でも同じ。プライベートで落ち込んだことがあったらもう真っ暗な状態のままで良いですし、反対に良いことがあったらそんなお話をして下さっても良いのです♪本当に、感情の赴くままに、そのままで良いと思うのです。

ただ、グループレッスンやアンサンブル、合奏など複数の仲間とのリハーサルになった時は、なかなかそうもいきませんね。「今回は練習時間が取れなかったなぁ」「リードの調子がいい!」「楽器の調整にずっと行っていない…」などなど、それぞれに思うことがあると思います。でも、仲間と一緒に同じ演奏会や目標に向かっているのですから、少しだけ切り替えは必要ですね。

アンサンブルにおいては、個人の演奏技術だけでなく、合わせようとする姿勢がとても大切だと思います。自分のことに必死になってしまうと、どうしても周りの音が聴けないので、まずはご自身の演奏のことは置いておいて、仲間たちの音に耳を傾けるようにしてみましょう。それは演奏のこと以外でも同じことが言えます。それぞれ違った環境で自分なりに一生懸命練習をして、時間の工面をして、電車に乗って、同じ時間を共有する仲間として集まったという過程を考えたら、自分のことばかりに必死になっていたら、勿体ないですよね♪「人と演奏する」というのはそういうことではないでしょうか(^^)でも、足並みを揃えて、仲間たちの気持ちを考えて、と言っても、やっぱり他人は他人です。衝突したり理解できないこともたくさんあります!現に音大生やプロのアンサンブルや室内楽の自主公演って第一回演奏会で終了することが多いです(笑)その理由はお察し頂ければ…(^^;)すべてを受け入れるのは不可能ですが、お互いを尊重し合う気持ちは絶対に必要ですね。イライラしたり、落ち込んでいる気持ちは、合わせの時は心の中にしまっておきたいですね☆生徒の皆さまは大人なので、そういったことがとてもお上手で、私も見習わなければなぁと思い、今回こんなことを書いてみました。

 

オーボエは無伴奏も素敵ですが、複数で演奏することで魅力が増しますから、アンサンブルする、ということを学んでおいて損はないと思います。