オーボエをはじめとする各種楽器のレッスンは、定期的にこまめに行うことが理想です。本当〜に楽器の上達だけを考えた理想を言えば、幼少期に多くの方が習うピアノのレッスンが週に一回同じ曜日時間だったように毎週習えることなのですが、社会人の方にとってそれは大変ハードルの高いことです。(当教室ではむしろ、週に一度きっちり同じ曜日にレッスンにいらっしゃる方の方が少数派ですが、皆さまそれぞれにご上達されていますのでご安心ください!)
普段60分レッスンで通っていらっしゃる生徒さま。お仕事の都合でコース契約の回数でいらっしゃれない月があり、1つの日程に2コマ120分で編成することになりました。特に社会人の生徒さまは、お仕事が立て込む時期は、決められたコースの回数いらっしゃれないこともありますね。120分レッスンというと
しんどそう・・・120分口が持つのかな?
そんなにレッスンできるのかな・・・?
と、ちょっと気持ち的に不安になるかもしれませんね。でも、2コマ受講は、それはそれで大変意味のある時間です。
音出し→基礎練習→練習曲→ソロの練習・・・全て網羅できる!
あくまで私のレッスンの場合ですが、45分・60分コースの方のレッスンをする際、中級者以上になると、1レッスンで行う内容をある程度絞っています。そのようにする最大の理由は、基礎から曲まで全て満遍なく網羅しようとすると、どれも内容が薄くなってしまうからです。ただ、ショートゴールばかりになると、長期的な展望が見えにくくなる時があります。そこで2コマで実施ができると、基礎から曲までを一つの流れで見ることができるので、「このためにこの基礎が必要なんだな!」と、生徒さまがより納得してくださることもあります。行う時には取り組む理由までお伝えはしているものの、ただ基礎練習だけをする回だと、どの練習につながっているのかピンとこなくなってしまうこともありますが、特に基礎練習は意味を分かってはじめて効果が出てくるので、こうして長時間頂いてじっくり向き合えるのは良いことだと思います。
迷いがある時、マンネリな時には、敢えての2コマも?!
所定のレッスン時間でも吹き切れないくらいしんどさがある方は除いて、演奏に迷う時・ちょっとマンネリ化している時・深い悩みを抱えている時は、あえて2コマにして受講していくスタイルも、良いのかもしれません。
ただ、基本的にはまとめて一気に受ける形よりも、こまめに定期的にというのはおすすめですので、その時の状況で受け方を担当講師に相談してみてください。