今日ふと思い立ったので、記事にしてみようと思ったのがタイトルの通り。

オーボエ吹きは時間の使い方が上手くないと上手になれません。まぁ、それはほかの楽器においても、やみくもに練習をしていて上手になるかというと…ですよね。でもとくにオーボエに関してはその傾向が強いと思います。

というのは、オーボエ吹きは、ただ楽器を吹いていて良い時間だけではないからです。リードを作り、調整し、新しいリードに慣れて…ただ1つの音を出すために、他の楽器にはない色々なタスクを課せられます。だからこそ、その苦労の末に出た一音は宝物のようなのです!

音楽家もご趣味で演奏されている方も、楽器は違えど環境は同じ。自由時間もほぼ同じ。だけど練習に使える時間が他の楽器と比べて短くなってしまうので、上手に時間を使えるようにならなければ上達しないというシステムというわけです。

私のリード&練習の仕方についてご紹介すると。私の練習は1時間が1つのスパンになっています。しっかりとした集中力は1時間しかもたないので、1時間ごとに基礎練習→リードの仕込み→曲練習→リード削り→曲練習というようにして、使う集中力が違うことを逆手にとってサンドイッチ作戦でやっています。たぶんこの作戦を使っているオーボエ奏者は多いのでは…と思います。これなら甘いしょっぱいの繰り返しではありませんが、永久にオーボエと戯れていられそうですよ(笑)

リードをまだ実際に削っていない方でも、色々なリードを吹きためしたり、慣れる練習をしたり、選んだりする時間は必ず取られるものと思います。削っている方と比べて自由がきくにしても、それでもやっぱり時間を有効に使う工夫をしないと、あっという間に一日なんて終わってしまいますよね。

音大受験&音大時代は無限に練習時間があったけれど、今は本当に限られた時間しかないので、その与えられた隙間に何をどうするか、何が必要なのかを的確に判断しておく必要があります。それは生徒の皆さまもきっと同じで、限られた練習時間で効果的に練習し、次のレッスンに備えなければなりませんよね。それなのにリード選びに時間を取られるのは辛いと思います。

何をするにも必要だと感じますが、特にオーボエを吹く際には、その日のテーマを自分なりに決めています。そうして限られた時間で効率よく練習もリードも網羅できるように心がけています。まだまだですが…修行だと思ってこれからも頑張ります♪