今月山内クラスの販売リードは、これまで全く変えてなかったリードの色々なことを変更して試験的にお売りしました。

最近ロレーをお使いの方が増えたので、ロレーチューブでの作成をよく行っていたのですが、私の好みによってdmタイプを使っていました。でもdmとはジャーマンで、ちょっとキツいと感じられる方が多いようで、ノーマルタイプにしてみました。また、材の種類も変えてやわらかめを選び、シェーパーもこれまでよりやや細め。糸も昔使っていた絹糸に。たかが糸、されど糸。糸がナイロンから絹に変わるだけでリードの振動の伝わり方が全然違ってきます。とくに女性は絹糸を好んで使われる方が多いような気がします。絹は伸縮性がないぶんナイロンのようにおもいっきり引っ張って巻こうとすると切れてしまったりでなかなか糸巻きが難しいのでリードづくり初心者にはハードル高めです。でも、慣れてきた方にはぜひおすすめ。ナイロンに比べて材を締め付ける力が弱いので、繊細な響きを楽しめます。今月第二週目から販売を開始しましたが、ご好評いただきほぼ完売いたしました!まだ試験的な段階でしたが、来月以降はこのスタイルで定期生産していこうと準備中です(^^)

それと、これまでは私自身のリードと同様にメイン販売リードのチューブはギュルツィオのd12/46を使っていたのですが、それだと息苦しいと感じられる生徒さまが多かったので、息通りをスムーズに、というコンセプトで、リゴティチューブで制作してみたところ、その方が楽にうまく吹いていらっしゃる方が多いなぁという感触が感じられたので、これからはリゴティチューブをメインに作っていこうかなと考えています。

こうして考えてみると、自分が使っているリードを薄くするにしてもそれが生徒さまに合うかどうかはまた別の問題だなと感じます。生徒さまの体格や骨格、練習頻度に合わせたリードづくりというのも、上達への大切なサポートですね。

この記事をご覧の皆さまはリードは市販のものをご購入されているでしょうか?今お持ちのリードが果たして本当にご自身に合っているものなのか、今一度考えてみませんか?当教室ではレッスンだけでなくリードづくりに関してもエキスパートたちですので、いつでもご相談に乗ることが出来ます!ぜひレッスンに遊びにいらしてくださいね。お問合せも受け付けております。