今日の掲題の言葉を聞いたことがある方もいらっしゃると思います。よーく言われることですよね。「まぁそういうものなんだろうな」ぐらいに思ってきましたが、やっぱりこの言葉は真理!と感じることが増えてきたオーボエ生活23年目にさしかかろうとする私です(笑)今日はなぜそう思ったかを、深く文字に起こしてお伝えしていきますね。
緊張すると息づかいが変わってしまう
本番となると、自分で体や呼吸のコントロールがうまくいかなくなります。どんなに練習をしても本番の経験が少ないと、練習のとおりにはどうしてもできないものです。練習と本番を切り離して考えがちですが、本番もまた、練習の一環。本番という名の練習。そう思うと、本番をこなしたことがないのに1回で成功できるわけないな、というイメージがよく理解できますよね。
コンクールに強い子(安定した演奏ができる子)との違いは、場数
最近、個人コンクールの審査のお仕事を頂くようになって、コンテスタントのお子さま方の演奏をよく聴いているのですが、演奏が安定している子は、明らかに場数が違います。その場しか聞いていないのになぜそれが分かるかというと、本番に対する抵抗感がなく、スッとステージに入って慣れた様子で演奏をするからです。これは、ステージに上がることを日頃からよく取り組んでいないとできないと思います。一方で、ステージに上がる経験が特別なものになっていると、やっぱり本番で力を出し切ることができませんね。
人前で演奏・表現をすることが目標なら、とにかく本番をこなそう!
人前で自分の思うような演奏を披露できるようになりたいと思っていらっしゃる方には、今のレベルに関係なく本番にバンバン出て、本番という練習をたくさんこなして頂くことをおすすめします。いよいよ近々、今年の秋の発表会のエントリーが始まりますが、ぜひこの機会を上達の足がかりにしてください。100回練習するよりも1回本番に出るほうが確実に上手になることを私が保証します。
そんな思いから、ちょっと苦手だったジャンルをあえてどんどん演奏仕事のプログラムに組んで苦手を取っ払おうとトライしてみています。練習のようにいかないことが、何よりの学びです。「次はどうしたらうまく行くかな?」と本番後にお風呂に入りながらぼーっと考えて、それを翌日からの活力にしています。音楽・芸事の世界は奥深くて、これだからやめられませんね(笑)

