こんにちは♪
もうそろそろ夏休みも終わりという学生さんたちは、今頃宿題に齷齪しているでしょうか。社会人の方々は、秋の訪れをいろいろな意味で(涼しくなる!祝日がある!などなど)心待ちにされているでしょうね。
私は一年の中で、秋が一番好きです。
芸術の秋ということで音楽家にとって繁忙期にさしかかるのですが、そういう理由ではなく、過ごしやすくてオシャレも楽しめるし、イベントも多くてワクワクするからです★特に好きなイベントはハロウィンです(笑)
9月に入ると年末まで、毎年あっという間なんですよね…。これから駆け抜けていきます!!

さて、本日は姿勢のお話です。
現代人はパソコンなど座り仕事が多く、手を前にした状態で前のめりになっている時間がどうしても長くなりがちです。それはオーボエでも同じで、オーボエを吹くときは楽器を前に構えるので、パソコンなどの座り仕事と同様、前のめりになります。
本来人間にとってベストな姿勢は、耳と肩が線で結べる位置。横向きになって確認しようとすると、当然耳の位置が変わってしまうので、自分ではなかなか確認できませんので、ぜひお近くの方に見て頂いてください。ほとんどの方が、ご自身で思っているよりも後ろに来るはずです。
肩をグルっと後ろに回しておろした位置で姿勢を作るとこのポジションが完成しやすいです。
が、しかし、こんなに肩を後ろに回すとオーボエが構えられません(笑)なので、構えられる範囲内で、軽くむねを張るような気持ちでセットしてみてください!
そうすると、首回りの視界が少し広がって、いつもと違うような感じがするはずです。これがとっても大切です。
オーボエを吹くときに、そのための姿勢に変わってしまっていては、体にどんどん負担がかかります。出来る限り人間にとって自然な姿勢を作り、それに近い形を理想としてフォームを作っていくことが、負担なく長く演奏できるようになる一つのポイントです。
それにあたって、まずは自然な姿勢について知ってみませんか??意外と知らない方が多いと思います。

レッスンでは、このようなお話から入っていき、無駄な筋肉や関節の動きを知り、最低限のパワーで演奏するように指導させて頂いております。オーボエってどうしても力みやすいですし、息の入り方がとっても不自然なので、このような取り組みが大事なのです。

初心者の方はもちろんですが、ご経験者の方は特に癖が強くなっている場合が多いです。
ぜひこの秋から、ご自身を見直すきっかけとして、レッスンにいらしてくださいね。