2026年最初のコラム記事です!さぁ新年最初の話題は何にしようか悩ましいところですが、その時に考えたこと・思いついたことしか書けない私(笑)

今日は、最近の中高生のオーボエ事情と広がっていく技術格差について切り込んでいきたいと思います。

近年あらゆる年代での音楽コンクールにおいて、レベルは上昇傾向にあると思います。私のころだったら大学卒業間際にやっと取り組むような難曲を高校生がどんどんチャレンジしているのを目の当たりにして、凄まじい進化を感じます。その一方で、部活を趣味程度に割り切って嗜んでいる層も昔より厚くなってきているので、少し前ならよくいたはずの中間層が滅多に見られなくなってきたような気がします。

そんな状況を改めて全体俯瞰すると、ものすごく上手な子と、初心者状態から抜け出せない子の二極化が進んでいるように見えます。

なぜ、二極化しているのか?

なぜそうなっているのか考えると、まず学校生活の変化が大きく影響していると考えます。前々から触れているように、部活はなくなっていく傾向にあるので、毎日部活に行って楽器を吹くということが当たり前でなくなりました。毎日吹いていれば1年もしたら初心者から抜け出せるはずが、週に1〜3日それも1日の活動が2時間くらいとなると個人練習もできないので、初心者から抜け出すのに何年も時間がかかってしまいます。その分自宅に持ち帰って練習ができれば良いですが、今時の子どもたちは別途習い事や塾が忙しいので、部活以外で練習はほぼできないのです。特に東京23区内では、この層が6〜7割くらいだろうというイメージです。

かたや上手になる子は、いわゆる強豪校に所属していたり、もともと音楽大学に進学したい希望があったりで、毎日オーボエを中心に生活をしているので、あまり関係なく練習に取り組みます。

初心者から抜け出すには?

部活動の少なさ・時間のなさから、なかなか自分では解決することができず、当教室にご相談頂くケースが大変多いです。何よりご本人がとっても辛そうなので、早くなんとかしよう!と考えるのですが、この問題は残念ながらレッスンを受ければすぐ解決するようなことではありません・・・。効率よく、なるべく早く、楽に楽しく演奏できるような状態になるためにはいくつかコツがありますので、ご紹介したいと思います。

  • レッスン頻度を週1日程度確保する(レッスン時間は短くてもOK)
  • 練習した日やレッスンを受けた日は日記をつける
  • 自分に合うリードを見つける
  • 質の高い楽器を使う

まず、多忙なお子さんは月1回コースだったりするのですが、もしなるべく早く苦しみから解放されたいなら、レッスンは週に1回くらいが理想です。月3回もしくは月4回コースがおすすめ。レッスンというよりは、一緒に練習する機会にするイメージです。

そして、どんな練習をしたら良いか、頭を使うことを習慣化すると良いので、練習をした日やレッスンを受けた日は日記をつけてみると良いですね。少ない練習時間をなるべく有効活用するための術です。

最後にこれも超大事なことですが、とにかくリードや楽器を良い状態に整えること!はじめのうちは初級用の楽器を使うのも良いのですが、音が出しやすいぶん暴れてしまうので、その子に合う一定以上の質の楽器を使うことも一つの手段だと思います。

困った時は、いつでもご相談くださいね♪