最近レッスンをしていて思うのは、オーボエを上手に吹くためにはただただ楽器を吹くだけでは足りないということ。「音楽」という大枠の中で基礎的な訓練の必要性を感じています。

例えば音程を取るにも、講師の耳でずれを指摘してその時はうまくいったとしても、個人練習の時にずれを感じることが出来なければ本当の意味での修正は難しくなります。そしてこの修正をするためのオーボエテクニックももちろん必要ですが、それ以前に耳が磨かれていることはまず前提にあります。

私は定期的にそう思っていろいろ実践する時期があるのですが、今年の春はとくに重視していきたいです。やっぱりソルフェージュ力なくしてオーボエは奏でられませんので!そう思ったら勢いづいてしまって楽器店や本屋さんのソルフェージュ譜コーナーに張り付いて、各生徒さまに必要な練習がなにか考え教本を買いあさり自分でも訓練をして研究してみたら面白くて、音楽って奥が深くてやりがいがあるなぁと改めて思ったのでした。

私は総合的な「音楽力」が向上することでオーボエも上達していくという考えのもと、オーボエに固執しすぎないレッスンを心がけていこうと思います♪