レッスンを受けていて、時折自分の理解スピードと講師の指導・会話スピードがうまく合わないことはありませんか?本来講師側が生徒さまにベストなスピード感を理解して進めるべきことではあるのですが、熱くなって歩幅が合わなくなってしまうことがあります。今回はそう感じたときに生徒側ができることについて、記してみたいと思います。

こまめに落とし込みの時間を作って練習する

言われたことをパッと吸収できないときがあります(私も受ける側として、あります)。そういうときはレッスン後にこまめに練習する時間をつくり、頭の整理をしながら少しずつ落とし込んでいくと、理解が進みます。これを1日だけの復習でなんとかしようとすると、行き詰まりやすい気がします。疲労感のない頭の状態で、毎日考えて練習していくうちに分かってきますので、諦めずに地道に考えながら練習してみましょう。

次のレッスンまでに、理解できなかったことを整理する

理解することも大事ですが、何が理解できなかったかを知ることはもっと大事です。まとめてその次のレッスンで先生にあらためて質問しましょう。また繰り返し同じ答えかもしれないし、言葉が変わって違うアプローチが得られるかもしれません。それをまた落とし込んで、理解できなければまた聞いて、これを繰り返すうちに、時間をかけて理解に辿り着けます。

すぐに100%理解しきれなくても、焦らないこと

レッスンで聞いたことを全てきっちり納得して理解できたら、これほど素晴らしく気持ちが良いことはないですよね。でも、実際にそれを成し遂げようとしても、なかなか難しいものです。そこで早く答えを得ようとして焦ってしまうと、うまくいかないような気がします。焦らず、自分なりに理解できるときをじっくり待ちながら練習に取り組めると、結果的に焦るよりも早くゴールに行き着けるような気がします。

レッスンに行けば、全てがスムーズに最速で理解できて答えが見つかる、というわけでもありません。ちょっとモヤモヤが残ってしまうこともあります。それも課題と思い、楽しみながらコツコツ練習に取り組めるといいですね♪教える立場である私も、習う立場も経験しながら日々勉強です。