先週の続きの記事です♪

選考基準③演奏したいフィールド

吹奏楽

吹奏楽で演奏していくなら、ピッチが正確に取れることが重要になります。そうなると、ヤマハはぜひおすすめしたいところ。キィ装備を考えると831、831で重たさがあるようなら431JDRや431Cといった楽器店オリジナル仕様のものが大変コスパが良いです◎

オーケストラ

オーケストラでのオーボエは、まさに花形。しっかりと音が通るけれど、オーボエセクションでのアンサンブルが叶う・・・まずパッと思い浮かぶマリゴ/901は、ぜひお試しになってみて欲しい機種です。最近では901Cという上管がコンポジットになっているものも人気です。イングリッシュホルンがロレーユーザーの場合は、持ち替えのスムーズさを考えてロレーを使われるのも良い手段だと思います。ロレーだとエトワールや140周年モデルは試奏ラインナップにぜひ入れてみてください。

室内楽・ソロ

室内楽といったら、リグータはどの上級機種も最高に相性が良いです。また、マリゴ/M2も一部の現代曲こそ楽器の構造上演奏不可能なものはありますが、大変映えます。トップジョイントを変えることでまるで別の楽器のように化けることができるのも強いです(笑)ロレーのc+3シリーズもベルリングが施されていて、ホールの端まで音が届きます。

特にない場合

どこか団体に所属する予定がない方であれば、どのジャンルに強いかどうかを考えて絞らず、ご自身が吹いていて好きな音かどうかを基準にして選ぶことができます。

選考基準④自身の好きなリードとの相性

これが一番重要かもしれません。いつも使っているリードで好きなリードの設計が合う楽器から選ぶと、ご自身の体にもリードにも合うものが絞れると思います。リードに一定の特徴が見られない方の場合は、定まるまで様子をみてから決めても遅くないのではないのでしょうか。ご自身では合う楽器の判断がつかないと思いますので、講師などに聞いてみて頂けたらと思います♪

「初心者がいきなり上級モデルを買って良いのでしょうか?」と聞かれることもよくありますが、上級モデルは上級者のためだけのものではなく、初心者のうちからお使い頂けます。(ただ、逆に初級モデルは初級者のためのモデルです!)上級モデルは確かに初級モデルと比べると重みを感じることはありますが、ボディの木の質が高く、パフォーマンスを手助けしてくれますので、もしご予算や演奏に問題がないのであれば、初心者のうちから上級モデルを購入するのは、長く使えますし大賛成です!

絶対後悔ない選定を!と思い、日々サポートさせて頂きます!