昨日はかなり激しい台風が直撃しました。被害に遭われた方々の生活が早く元に戻りますようお祈り申し上げます。今年はまだまだ台風が来そうですので、常に警戒が必要そうですね。

 

アメブロでちらっと触れる程度でホームページなどであまり大々的には公表していませんでしたが、実は先月いっぱい山内は長い出張に出ていましたが、先週末に帰国して活動を再開しました。今回は移動も多くて、盗まれたりしたら大変なので自分の楽器は持って行かず、ここまで長くオーボエから離れたのは十数年吹いてきてはじめてのことでした。

まだまだリハビリは始まったばかりですが、なんとなく続けてきている節があった私にとってブランクはたくさんの発見があり、基礎練習がより楽しめています!今日はそんなお話を書いていきます。きっと今月はリハビリでの気づきがメイン話題になるかもしれません(^^)

帰国した翌日に、さすがにマズイと荷物の片付けよりもまず練習しました。意外と音は出るしアンブシュアは問題ありませんでした。でもかまえて練習を続けていくと、腕が疲れやすくて、さらに持続すると指が思うように動かなくなりました。筋肉ってこうも劣化するものなのね・・・とがっかりするというより妙に納得してしまいました(笑)

ブランクがあったときにはまずはロングトーンを徹底的に行うと良いので私もそうしていましたが、なんだか懐かしいクラクラ感がしてきました。生徒さまがよくお悩みになるやつが自分にも!そういえばはじめたばかりの頃、この現象があったことを思い出しました。この原因は呼吸の「吐く」と「吸う」のバランスの崩れが原因だと言われていますが、それだけではないのかもと思いました。オーボエのような息がつまるような独特の状態となることに体が慣れていないとなるような感じもします。呼吸に気をつけるとともに、繰り返し何日も練習していったら3日もしたらこの現象はなくなりました。当然ブランクがあることで体力が落ちるので、無理なく音が伸ばせる軽いリードを用いることも大事です。ブランク前に吹けていたリードが難しくなっている現象が私にも起こりました。よくレッスンでも体力が落ちた状態の方には、以前使っていたようなペラペラになったリードに替えましょう!とお話していますが、これはまさに自分にも適用できました(^_^;)

きちんと基礎練習を続けていけば、割とすぐに感覚は持ち直せそうでした。ポイントは、体力が落ちているので休憩をはさみつつ、あまり長時間になりすぎないことと、できるだけ毎日練習をすることだと思います。

来週もまた、続きをアップしたいと思います(^^)