こんにちは。講師の山内です。今週は、オーボエを上達するポイントについて記事を書いていきたいと思います。

過去70名以上の生徒さまのレッスンを行ってきて、上手にならない方はいらっしゃりませんでした。しかし、そのタイミングや上達の幅は個人差がありました。その統計から、「要領よく上達するには?」というテーマで日々模索してきているのですが、スンナリと上達する方にはいくつかの共通点があります。

①練習環境が整っている。

定期的に気軽に練習できる場所がある方は上達が早く、比較的早期で安定した演奏が出来るようになります。自宅で練習が出来る場合がベストですが、そのほかには自宅や職場の近くに気軽に入れるカラオケや音楽スタジオがある場合もとても良いです。時間帯を選べば、カラオケの場合とても安く借りることができますので、オススメです。

②基礎練習をこまめに行っている。

楽器を出したらまずは基礎練習をしましょう。退屈ですが、これが上達へのもっともな近道です。短時間しか練習時間が持てない時は、基礎練習のみ!レッスン内では、初期は一緒に基礎練習をしますが、ある程度やり方に慣れてくると基礎は個人練習にお任せしてしまいますので、ぜひ意識して基礎練習をしてくださいね。

③イメージを持って演奏している。

オーボエは想像力がとても大切な楽器。ひとつの音を出す時にも、はっきりとイメージをつくっていかなければ、思ったような音を出すことができません。レッスンの時には、なるべく誰にでも分かる表現でイメージを提示しています!

④目標がある。

じつはこれがもっとも上達するポイントです。ある演奏会に参加する予定がある、発表会に出る、などの目標があるのとないのとでは、正直に言いまして、全く違います!楽器はお料理と同じです。お料理も誰かのために作るから上手になります。楽器もお客様のために演奏するから上手になるのです!せっかく良い音を出せるようになったのですから、誰かに聴いてもらわなければもったいなですね♪本番を重ねるごとに「魅せ方」が分かるようになるので、必ず成長することができますよ。

 

当教室の生徒さまや、オーボエを愛する方々も、上記4つ意識して今後にお役立て下さい。