2020年もありがとうございました

今年最後のレッスン日誌となります。

本当に本当に大変な一年でしたので、早く年を越したいというのが本音です。（きっと世界中の人々がそう思っているはず・・・）でも、おかげで大切なことにたくさん気づかされ、小さな幸せをたくさん見つけることが出来た尊い年でもありました。

昨年は産休もしましたので、お仕事が出来ること、オーボエを演奏出来ることのありがたみを十分感じたつもりだったのですが、コロナはそれ以上で、世の中のすべてが儚く脆いものであることを教えてくれました。今や外に出ることすら当たり前でないように感じています。

とんでもない時代に生きてしまったなぁと思ったのですが、まだ第二次世界大戦が終わって75年しか経っていないし、明治以降に生まれた日本人は少なくとも一生のうち一度はこんな危機的状況を経験していることを考えたら、江戸時代ってすごいなぁと。でもこの頃の寿命は40歳くらいらしく、へたしたらそろそろ天寿を全うなんてことになるし、この頃の日本にオーボエなんてないからなぁとか真剣に考えてしまいました（笑）

だいぶ逸れましたが・・・まぁ、こういうことは一生のうち一回はあるよね！だからなんとかなる、大丈夫だよね！と、今はこもってオーボエと生徒さまと向き合う時としてゆっくり過ごそうと思いました。

来年は、今年の思いを胸にもう少し前に進みたいです。

生徒さま方、来年もどうぞよろしくお願いいたします。