この時期は、吹奏楽コンクール前にピンチとなって急遽駆け込みで体験レッスンを実施したいという学生さんが多くなります。毎年のように、体験1回で問題解決は難しいかもしれない旨は記事にしておりますが、じゃあ逆にそんな学生の皆さんが求める「なるべく短期間でレッスン効果を出す」方法はないのか?考えてみることにしました。

ポイント①相性が良く、経験豊富な講師であること

相性が良い、というのは話しやすいとかそういった表面的なことだけではなく、リードや奏法等も自分自身とマッチしているかどうか。この相性の良さは、時間をかけていかないと答えが出ないので、パッと習いに行った講師が合っていたらラッキーなことだと思います。講師の指導経験の豊富さは、引き出しの多さに比例します。引き出しの多い講師であれば、いろいろなケースの方に対応でき、幅広い層に合わせることができるので、講師本人とピッタリ相性が合っていなくても、結果問題がないことも◎

ポイント②なるべくこまめにレッスンを受ける

どのくらいの頻度が良いかはケースバイケースとなりますが、ざっくり本番半月前頃から2〜3日おきに受講すると良いのではないかと思います。(できればもっと早めが良いものの、今回はなるべく短期間でというコンセプトですので・・・)この頻度で受けると、合計回数6〜8回ぐらいになると思います。

ポイント③レッスン間にどれだけ個人練習で落とし込めるか

レッスンを受けるだけでは上達しません。受けた後にしっかりと個人練習を行なって自分の中にきちんと落とし込みができるかどうか、これが今回の内容の中で、一番重要かもしれませんね。個人練習時間を取るだけではなくて、レッスンの内容を頭と体で理解して実践できるようになりさえすれば一瞬で上達しますが、1回のレッスンだけだと難しい方が多いので回を重ねる必要が出てきます。

こうしてまとめてみると、これらのことは何も短期レッスンでなくても必要なスキルですね。長くレッスンに通われている方でも、少し心がけてみるとグンと上達を感じられると思います。

当教室の講師の多くは通常のフリーランスではあり得ない数のレッスン経験を積んでおりますので、相性の良い講師を見つけやすい環境です。割り当てられた講師が合わなくても、希望すれば他のクラスに変更することができます(ご希望拠点や日程によって難しいこともあります)。オーボエが上手くなるための近道は、この教室にあるかもしれませんよ♪