4月の吹奏楽部員たちのソワソワ感はきっと吹奏楽部あるある、です。私も経験しました。それから時はだいぶ経ちましたが、いまだに当教室にもその波はやって来るので、ソワソワ感をこの歳になっても共有しあえる、そんな時期が今です。

ソワソワその①オーボエの後輩が入るか否か問題

2年生、3年生になった子たちは今まさにこれでソワソワしています。中学校にしても高校にしても、オーボエ経験者がやって来ることはかなり低い確率なので、だいたいはフルートやサックス等余剰して希望者が来ている子たちからオーボエに適正がある子を探してくるのですが、それがなかなかヒヤヒヤします!「どんな子がオーボエに向いているか教えてください」と言われたのですが、まずはある程度孤独と戦えるメンタルがあるかどうか。フルートやクラリネットといった、かならずたくさんの仲間がいるパートからやって来る場合、少数パートに行くとそのギャップに怯えてしまうこともあるので(笑)見極めが重要。逆に、ファゴットやユーフォといったもともとオーボエ的ポジションにいた子だとあまり抵抗なく入ることが出来ます。骨格にも適正が少しありますが、それはまたお話出来る時が来たら書きます。

ソワソワその②進学とともにオーボエにコンバートしたい高校1年生

私はそうだったのでオーボエというとアマリモノパートなイメージでしたが、大人になると良くわかるオーボエの良さを中学時代に分かってくれて、高校に入ったらオーボエを吹くんだ!と強い意志を持ってくれる嬉しい子たちも実は意外と存在しています。でもポストは多くて1学年1名。大所帯のバンドでも2名くらいでしょうか。隔年で取っている学校が多いので入学年の運が悪かったりすると募集0なこともあります。また、同じようにオーボエを狙っている子がいると熾烈な争いが繰り広げられるわけです…。その前に先手を打って当教室に少し通ってある程度吹けるようにしてしまおう!と来てくださるパターンが毎年必ず一定数いらっしゃいます。私のクラスでは去年も今年もありました。その甲斐あって無事にオーボエに入れたとご報告頂けると、良かったなぁとホッとするのが4月の終わりくらいです。

上記いずれのパターンでも、当教室はご相談に乗ることが出来ます。

①で悩む先輩には見極め方だけでなく指導法まで、②については楽器の扱いから演奏まで、レッスンさせて頂いております!

お困りのことががございましたら、いつでもお問合せくださいね。

ただし、中高生ご本人での体験申し込みは出来ませんので、保護者さまと必ずご相談になってください!