この記事はしたためてからしばらくのタイムラグを持って全体に投稿されるので少々前のことになりますが、とある野球選手が引退セレモニーで

「心技体」が揃っていないと、活躍することは難しいと感じました

このようなことをおっしゃっていました。これは野球などのスポーツに限ったことではなく、オーボエ演奏においても同じだと思います。

では、オーボエ演奏に置き換えたとき「心技体」はどうなるのか?考えて記事にしてみました。

オーボエは、リードや楽器といった面で不安定になりやすいですし、合奏の場面でソロが多く、心の状態は大切だと思います。技の部分とリンクしているところはありますが、まずはやはり心を強く持つことはオーボエ奏者として活動していくために避けては通れない道かもしれません。私がそのために心がけていることは、普段いかにすべての時間を気分よく過ごしていくかということ!よくないことが起きたときに気持ちの切り替えが出来るようになると、安定した精神状態で本番を乗り切れます。

言わずもがな、これはオーボエの技術の部分。あとはリードを作る技術なども関わってきますね。心が技をカバーすることもあれば、技が心をカバーすることもありますが、どちらかに偏ったり頼ったりしすぎず、バランスよく磨き上げていく必要があると思います。

最近私がいちばん注目しているのが、この体の部分。良い心の状態で技を生かしていくためには、やっぱりベースは体!オーボエを演奏しているときだけでなく、実生活の過ごし方から見直すようになり、結果として「心」で触れた良い気分で過ごす時間が増えるようになったのです。

このようにして、心技体はおたがいに影響を与え合いながら、ひとりの演奏家やアスリートを支えているのだと思います。まるで東方の三賢者・・・