なんとか、どうにか、やっと、先週末で発表会を開催することができました。講師たちからも「開催できるのか不安でしたが実施できてよかったですね」と言われること数名(汗)でも私、今回だけは絶対にすべてやり遂げる!!という意思が強かったので、やらないなんてことは不可抗力以外でありえなかったです。

全体の演奏レベルの向上をとくに感じた回

会場で司会としてお話したことと重複しますが、今回はとくに個々の技術向上を感じました。コロナ禍で趣味の幅が狭くなったり、ご自宅や屋内にいる時間が長くなったこともありそうですが、 なによりこの世の中何かを始めたり続けたりすることにかなりのエネルギーを要するようになったので、オーボエへの情熱がより一層高まった方が多いのかもしれませんね。

曲の難易度と持っている技術のバランスが取れていた回

過去私のクラスでは、技術向上のために基本的には努力圏の曲にチャレンジするように心がけていましたが、それだと過程ありきなので結果をあまり重視せず、ときに消化不良で本番を迎えることもありました。けれどもやっぱり演奏会、完成できる範囲内での選曲をするほうが大事だろうと方向転換し、気づいたら各クラス近い認識で生徒さまと選曲が出来ていたように思いました。

課題はウィズコロナと気候

今回は完全なウィズコロナ発表会で、コロナ情勢に関係なくアンサンブルも合奏も取り入れました。そこで一番難しかったのはタイムスケジュールの調整です。伴奏合わせとゲネプロをそれぞれ別日に設定しているのは、ご事情でどちらかにいらっしゃれなくてもどちらかで調整できるようにという意図がありましたが、今回はコロナ関係でいらっしゃれない方が続出し、伴奏合わせ・ゲネプロ・本番それぞれに難航しました。ゲネプロはコロナ前だと全員同じ時間に集まって聴き合いましたが、今回それはできないのでおひとりおひとりで集合時間を変えましたが、ご欠席等があるとどうしてもお時間に前後があるので、そこも難しいところでした。来年どうなっているか分かりませんが、この状況が続くようであれば実施の仕方も一から考え直さないといけないと思います。

そして季節的な問題!3年前に夏の発表会は一度実施していましたが私は産後二週間とかだったので当日現れることが叶わず、どんな風に皆さまが調整されていたか知らなかったのです。今年は梅雨明けが二度あったような気候だったので、リードと楽器をいつ調整したらよいのかがかなり微妙だったので、勉強になった(本音はとっても大変だった)回でした。

春や秋の過ごしやすい時期ならもう少し楽だとは思ったので、次回はまだ一度も実施していない秋(つまり来年秋!)に開催できればと思っていますが、会場押さえはこれからなのでどうなるか分かりません(^^;)

毎年のことですが発表会の翌月は基礎に立ち返って反省することがテーマになるので、今月はゆっくり基礎練習をしつつ、生徒さまおひとりおひとりに向き合っていければと思います♪

また次回に向かって、頑張ります。関わってくださって皆さま、ありがとうございました!