こんにちは

いよいよ吹奏楽コンクールがやってきます。今年は指導から離れていますが、全国のオーボエパートの子たちがベストを尽くせますように。失敗をしても、成功以上の糧となりますように!

 

先月は「一緒に練習をする」というテーマでレッスンをした生徒さまが多かったです。当教室は初心者の方が多く、まだ楽団に所属されていない方が多くて、おひとりで音と対峙することがメインとなりますが、耳を鍛えることも大事なように感じたことと、ある一定のものさしがあるなかで演奏すると、いつもピンとこなかったことが分かったりするのでは?と、じっくり取り組んでみました。

最初はどんなものか慣れていただく回。2回目くらいから、音を合わせることについてイメージがだんだん沸いてくるようで、3回目くらいになると驚くほど上達が見られました。生徒さま方、とっても優秀!先月、とってもやりがいと手応えを感じた練習でした。きっと生徒さま方も実感があったのではないかと思います。ひとりでこの練習はできないので、ご自宅などで練習することは出来ないからこそ、この時間も大切にして、定期的にこの機会を設けていこうと思いました。

ソロ、デュオ、アンサンブル、合奏と、一緒にひとつの作品をつくるメンバーが増えれば増えるほど、ひとりひとりのピースが小さくなっていく体感があると思いますが、結局はどれも変わらず、個々テクニックが左右していきますから、まず最小単位から確実にできるようになっていきましょう!いきなりはじめてのうちにオーケストラに入団して悩んでしまうのは、そのベースが築かれていないことが原因のひとつではないかというのが私の推測です。ひとつずつ積み上げていけば、問題なく合奏にも入っていけますので、コツコツ慌てず進んでいってくださいね。

 

レッスンはお手本のほかはあくまで生徒さまの音を聴く時間という認識の中で行うことが多いのですが、ある程度一緒に音を出して道しるべを提示するのも大切ですね。レッスンをするようになってから10年以上経ちますが、本当に奥が深い世界です。やればやるほど楽しいし、発見もたくさんあります。

生徒さまにたくさんの収穫をおすそ分けできますよう、頑張ろうと思います♪