レッスンは、考えること。

こんにちは♪12月も中旬。年末は教室唯一の休暇期間もあるので、終わりが早いです。月1〜2回コースの方だとレッスン納めをすでに迎えられた方も続々と。「良いお年を」でお別れすることが増えました。

今日は、レッスンで上達するために必ず必要なことをお話します。

「とりあえずレッスンに行けば上達する」と思っている方、いらっしゃいませんか？残念ながらレッスンは魔法ではないので、行けば上手くなるものでは全然ないのです。レッスンのないところでどのように過ごすかも当然のことながら大事ですが、今日はそういうことではなくて、上達するためにまず大切なのは、レッスンを受ける際の心構えです。

上達したいならばまずは

・最近●●がうまくいかないから、解決策を聞こう！

・このエチュードを終わらせよう！

というような具体的な「何か」を持って、レッスンにいらしてください。私はレッスンで毎度ヒアリングを行ってその後演奏して頂いて、その日に必要なことをピックアップしてレッスンを組み立てていますが、それに加えてご自身で「考えること」をして頂けるかどうかで上達度は雲泥の差です！レッスンの組み立ても、生徒さまの目標やご要望があるともっと生き生きしますし、楽しいものになります。

課題を出してから、こんなことが上手くいくようになった、逆にうまくいかないことができた、といったことで構わないので、レッスンにいらっしゃる前に電車の中などで、ぼんやりと頭の整理をしてみませんか？練習ができない時があったって良いのです。それでも、今日はどうしようかと考えることがとーっても大事なこと！練習が出来ていない時にも出来るレッスンは山ほどあるので、その時はこんなことがやりたい、というリクエストを頂けると嬉しいです。もちろん分からなくなってしまっている時はお手伝いしますので、仰ってくださいね(^^)

レッスンの時間内でも、ただ解決策をご提示するのは簡単なことなので、具体的に何がやりづらいか、うまくいかないかを考えて頂く時間を設けたり、生徒さまの思うことをお伺いしてみたりしています。これも楽しいですね。特に中高生の柔軟な子たちには積極的に考える作業をしてもらっていて、それによって引っ込み思案の子が色々なことを発信出来るようになってくれたり、嬉しい効果もたくさん見てきました。「考えること」ってオーボエに限らず全てにおいて大事ですね！

私ももっと考えられる大人になろう・・・（切実）