先生は、オーボエを吹いていて楽しいと思う瞬間ってどんなときですか?

こんなことを聞かれて改めて考えてみたのですが、私が最近オーボエ吹いていて最も楽しいと思うのは、気持ちよく本番で自分の音楽を奏でるときでも、良いリードができたときでもなく、オーボエでひたすらPDCAのサイクルをぐるぐるしていることそのものだということに気がつきました(笑)

オーボエにおけるPDCAサイクルとは?

P(Plan 計画)リードや練習の計画

季節のうつろいや今演奏しているリードから次はこんなリードにしてみようと考えたり、体の調子や次の演奏現場・レッスンの内容に合わせて自分の練習内容を考える。この瞬間ってすごくワクワクするんですよね。このPの段階なしに闇雲に練習しようとすると、方向性を見失ってしまうので、大切にしています。

D (Do 実行) リード制作や練習の実行

Pのイメージを元に、リードを作って練習をします。これはそんなに楽しくはないかも(汗)

C (Check 評価) 演奏してみて得られる感触や周りからの声を聞く

個人練習の中だとセルフチェックになりますが、演奏現場などで周りの人に自分の演奏成果を聞いたりもします。セルフチェックも大事ですが、人から得られる評価がとても参考になりますね。生徒さまにとってはこの段階はレッスンでもあります。

A (Action 改善)リードの手直しや再練習

Cで得られた結果を元に、リードを手直ししたり練習をしてみます。そしてまた新たな計画を立てるPの段階へ戻っていきます。

明確にPDCAを意識しないと、練習が不毛な時間の消費になってしまう

練習時間は十分とっているはずなのに、うまくいかない気がする

一つの課題がなかなか終わらない

このようにお悩みの生徒さまには、日頃から楽しみながらオーボエのPDCAを意識して練習をしてみて頂くことをおすすめします!レッスンをCの段階として重要視する方は多くいて下さいますが、Pを持たずにDとCを繰り返してしまっている方がとても多いように感じます。この4段階全てをもって上達という成果が得られて、それがこの上ない達成感と楽しさでもあります。面倒くさそうと思わずに、一度試してみて下さいね(笑)