あっという間に8月となりました。毎年8月になると夏も後半に差し掛かったなぁという体感です。
年内に演奏会などがない方だと、これからの目標を見失っていたりするのではないでしょうか?マンネリ化防止のために、新たな目標の見つけ方を教えちゃいます。山内クラスの生徒さまには私が自主的に下記のようなイメージで目標プランをいくつか定めてご提案することが多いのですが、今回はレッスン日誌をご覧の皆さまにもご参考になれば幸いです!
まずは、どんなことにお悩みがあるかどうかがポイントです。
お悩みパターン① 音程がうまくとれない
合奏やアンサンブルで自分の音が浮いてしまっているような気がしたり、ソロで吹いていてもイマイチ美しく音が並ばない。そんなお悩みがある方には、講師と一緒に二重奏を通して音作りと耳のトレーニングを行うと効果的です。講師がお手本を吹いていると、目標が明確になります。
お悩みパターン②音量がもっとほしい
「同じオーボエ同士で演奏していても、私の音って小さいなぁと思って悩んでいます」とおっしゃる生徒さまがいらっしゃいました。そんな時は強弱変化の多いソロ曲などにチャレンジすると良いですね。ポップスも良いですが、古典派やバロックといった古い時代から攻めていくとなお良いと思います。
お悩みパターン③リードが合わない
ふだん買っているリードがなんとなく合わないような気がする・・・というある程度オーボエのことが分かってきた方に出てくるこのお悩み。こうなったら一度しくみを覚えてみる意味合いで、「リードを作ってみませんか?」とご提案することがあります。自作のリードで本番に出られるようになるには年単位で時間がかかりますが、練習用だけでも少しずつ使えるリードができるようになると、経済面でも楽になるだけでなく、ご自身がどのようなプレースタイルなのかということ、そしてそれにはどのようなリードが合うのかが、明確になります。それに合ったリードが作れるようになるのは時間がかかるかもしれませんので、こんなリードが良い!というご指定を講師にしていただけるだけでも素晴らしいことです。
といったざっくりとした様子ですが、目標設定の仕方は上記のように、ウイークポイントの克服で決めるか、得意なところをより伸ばすかによっても、方向性は真逆になりますね。
私の最近の目標は、発音。音の出だしをブレスと舌で丁寧にアタックするように心がけています。
こういう話はまた小出しにして書いていきたいと思います!