いよいよ、秋の発表会のエントリー締め切りが近づいてきました。以前も似たような記事を記したことがあったと思いますが、2026年Verの発表会に出ようか迷っている方むけの記事を書いてみます。
本番でしか得られないものが絶対にある
私にとってどうしても乗り越えたい苦手な曲がありました。でも本番で演奏する勇気が出ずに、何年も眠らせていました。でもあるとき「さすがにやろうかな」と腹を決めて2ヶ月で10回くらい同じ曲を取り上げてひたすら本番で披露し続けてみたことがあります。最初は全然うまくいかなかったけれど、毎度自分なりに反省して磨いて磨いて、1回ずつ向上していく手応えを得られ、最後のほうは自由に自分の思う演奏ができるようになっていきました。決して個人練習の量は増やしていないのですが、とにかく本番を詰めに詰め、本番特有の緊張感・空気感を自分のものにする術が分かってきました。それは、個人練習を何百回しても、本番をイメージしても、やはり本物の本番でなければ得られないものだと確信しました。「本番で思った演奏をする」ということもまた技術のひとつです。その技術は、本番を経験することで会得することができます。
うまく吹けなくていい!全ては経験、経験が全て
良い演奏をしようという心はとても大切です。けれどそのせいで、せっかくの機会を逃してしまうのはもったいないこと。はじめての本番、初心者の本番は、決して上手であることを目指さなくて良いと思います。まずはいつもと違う綺麗なお召し物をまとって、ステージに上がるという経験をすること、それだけでじゅうぶんです。急にスケールが大きくなってしまいますが、人生は経験をするための時間。オーボエの演奏を発表するという経験を、味わってみませんか?きっと充実したひとときになると思いますよ。
今回の発表会は、「心のときめき」がテーマ
今回から、発表会にテーマを作ることにしました。今回は、「心のときめき」。日常は、いつも馴染みの慣れた場所で、慣れた仕事・学校・子育て・家事などをルーティンにぐるぐると過ぎ去っていきます。そんないつもの変わりない毎日の中に、発表会という一つのイベントを、一輪挿しのお花のようにそっと置いてみて頂きたいのです。それだけで当日にむけてワクワクしたり、日々のレッスンや練習に張り合いが出たり、日常にときめきがやってきます。ただ本番をこなすというのではなくて、迎えるまでの毎日が鮮やかに心豊かになるような、そんな回になればと思います。
出演しようか迷っている方がいらっしゃいましたら、ぜひお申し込みください!お待ちしております。

