皆さまは、スムーズに練習が進められるリードを、いま何本お持ちでしょうか?手持ちリードは多いほうが長持ちする、ということについて、お話したいと思います。

オーボエリードは、1本だけを毎日吹いていると、寿命が短くなると言います。長持ちさせるためには、1日吹いたら数日のお休みを作ると良いと、ネットで調べても出てきますね。

いやでも、お店で買うと1本3000円くらいするし、そんなにたくさん無理ですよ💦

というお声は本当によく耳にします。1〜2本でローテーションを組んでいる方も、少なくありません。1週間に1回くらいしか演奏されない方なら、少数ローテーションでもリードの休息日ができるので問題ないこともありますが、そのリード特有の不調なのか楽器の不調なのか、判断が難しくなってしまうことや、万が一割れてしまうと練習が強制終了してしまうリスクを考えると、理想は練習できちんと使えるレベルの状態のものが最低でも3本くらいあったほうが良いと思います。

では、大体何本くらいあると良いのでしょうか?私の経験では、5本程度あるとかなり長持ちします。冬場のように一定の気候で安定している時期だと、うまくいくと演奏を生業にする人でもこのローテーションで2ヶ月近く持ってしまうこともあります。おそらく、2〜3本だったら3週間と持たなかっただろうと思うので、やはりローテーションが多いと長持ちするというお話は本当です。

かといって、極端な話たとえば10本20本まとめ買いしたらそこから1年買わずに済むのかというと、答えはNOです。日本は季節の変化があります。大体衣替えの季節にリードは一気にダメになっていくもので、それはたとえどんなに素晴らしいローテーションをしても避けられないのです。季節の変化に合わせてその時に合ったものを購入することは大前提に、ローテーションは5本前後を意識するというのがリード長寿の最適解です。

リードが一気にダメになる時期とは?

どんなに良いローテーションを組んでいても、一気にリードが大量死してしまう時期があります。

  • 梅雨に入る頃
  • 木枯らしが吹き始める頃
  • 桜が開花する頃

この3つのタイミングは鉄板です。このほかにももっと細かくあり、例えば梅雨が明けたあとの強力な高気圧の一週間、台風が来るとき、雪が降るとき、いろいろあります。ただ、台風や雪のような一時的なものだと大量にダメになるというよりかは、一時的な不調に陥る感じですね。ざっくり言えば、季節の変化を感じながらリードを備えるということが大事です◎

このコラムでもよく触れますが、どんなに練習時間をとっても、たくさんレッスンに通っても、プロ仕様の高級な楽器を買っても、リードが古かったり状態が悪かったり自分に合っていないと、絶対に上達できないのがオーボエです。リードが大変重要だということ、いつも心に意識してくださいね。