少し前に、中学生のお子さまを持たれる親御さまからご相談を頂きました。
埼玉県の公立中学校では、今年から部活が任意になって、吹奏楽部は平日3日と土日もどちらかしか活動ができなくなりました・・・
都内では部活動だけ外部の会社が入ったり地域の方が入るようになるよう移行されつつありますが、どうやら埼玉県はそうではないようで、今のところは学校の先生が好意で行うサービス残業、というくくりであることを強調して、付加活動のような形で運営しているようなのです。
確かに学校の先生のご負担は大変ですから、仕方のない流れだと思いますが、吹奏楽部が週の半分くらいしか練習できないって、私立の中高一貫の進学校のようです。
吹奏楽部に入っても思い切り活動できそうにないし、別途アマチュアの団体に入って、あこがれていたオーボエを始めようか迷っています
これから公立学校の部活は先細りなのでしょうか。部活人間だった私としては受け入れ難い現実ですが、先生の負担があることも事実なので、変わっていくときを認めなくてはならないですね。気が早いですが私の子も8年後には中学校に上がるので、この部活問題を我が子のことのように考えてみました。
レッスン通いとアマオケ兼務
部活には所属しておきつつ、個人レッスンで腕を磨き、休日はアマオケに入るのはどうでしょうか?オケと吹奏楽を同時に経験できると、面白い発見があるはずです。これまでの部活動の時間だと、とてもアマチュア団体に所属するような時間は持てませんでしたので、このように兼務されるお子さんはほとんど見たことがありません。しかし、これからの世の中なら実現可能になるはず。社会人まで所属する団体での経験は、社会に出てからも絶対に役立つと思いますので、おすすめです。
個人レッスン通いも、部活との両立で断念なさるお子さんは多かったのも事実。忙しい学校の場合は学校のトレーナーの先生を頼りにするしかありませんでした。しかし、これだけ活動が少なければプライベートの時間を持てるので、レッスンもゆとりを持って通えそうです。
音楽以外の「やりたいこと」模索
吹奏楽部ってあまりにも活動が長くハードなので、それ以外のことに盲目になりがちなようにも思ってきました。活動が少なくなることで、ほかのことを考え・実行することも容易になってくると思うのです。楽器以外に何かやっておきたかったこと(小学校・中学校まで習っていた趣味とか?)を思い出して、再開するのも良いですね。吹奏楽部のために長年続けてきたものを辞めるというケースも昔はよくありましたから。
これからの世の中、吹奏楽部でバリバリ活動したい!となると公立学校では難しくなるかもしれません。そんなときはぜひ当教室にご相談ください。しっかり打ち込める環境づくりをお手伝いいたします!!