こんにちは♪今日はレッスンを受ける上でのマナーについてお話したいと思います。

と、言っても…生徒さま方に当教室で実践して頂くためということでは全くなく、お偉い先生のレッスンを受けに行く機会があった際にはぜひ実践して頂きたいと思いました。

レッスンにマナーなんてあるのか、と驚かれた方もいらっしゃると思います。私は幼い頃から教わっていたのでなんの違和感もありませんが、ご存じない方もきっと多いのではないかと感じることが多いです。

①お月謝の渡し方

これがもっとも重要ポイント。くしゃくしゃのお札をそのままぽいっとレジでお支払いするようにお渡ししていませんか!?おつりください、なんてもってのほか!ブッブー!!なのです!(笑)お札すべて新札にし、きれいな封筒に入れて、両手で持ってお渡ししましょう。子どものころは親が当たり前のように新札にかえてきてくれていましたが、大人になってからは自分で行くようになり、

5000円札を両替する面倒さを知りました(笑)

②服装

これもびっくりですが、ジーンズはNGなのです。音大の先生によってはスーツでレッスンに行く、なんていうこともあります。そこまではいかずとも、ある程度きっちりとした服装であることが望まれます。

③楽譜

先生によりますが、演奏する曲のスコアを持参して先生用にお渡しする必要がある場合があります。とくに知られていない曲などの場合はスコアの準備をお忘れなく!コピー譜不可の先生がいらしたこともありました…。

いかがでしょうか?ちょっとびっくりされた方も多いかと思いますが、昔ながらの先生はこれを常識とする方もいらっしゃることもあります。なんでか先生がお怒りの様子…ということがもしあれば、もしかするとレッスンマナーが原因かもしれません。また、あまりに堅苦しすぎるのも良くありませんが、マナー良く受講することでご気分を悪くされる先生はいらっしゃらないと思います。特に音大・音高を受験するような十代の子たちには覚えてもらえたらいいなと思います。

かつて幼児むけの音楽教室で働いていた頃、親御さまが舞踊教室の先生で、5歳くらいのお子さまにもしっかり、「両手で持って、よろしくお願いしますって言うんだよ。」とお稽古の前にお月謝の渡し方を教えていました。でも、そういったマナーを知らない親御さまだと、「おかねもってきたよぉ~!」と無邪気にやって来る子も(笑)それはそれですなおで可愛かったのですが、きちんと教えている親御さまを見てからは、知らない様子の子には私が教えてあげることにしました。

たかがマナー、されどマナー。見ている人は見ていると思います。