よく記事にしていることですが、近頃中高生の生徒さまの比率が上がっています。親御さまの意識が高く、オーボエというと習う必要性を感じてくださっていることが伝わります!これは、指導者として有難いことですが、実は伸びる子とそうでない子には歴然とした差があるもので・・・その特徴と対策について記していきたいと思います。
伸びる子の特徴
- 言われたことを素直に受け止められる
- レッスンで要点をすかさずメモしている
- 時間や予定の管理ができる
- オーボエが大好き!!
中高生の場合、もともと音楽の経験があれば初歩段階で違いはありますが、長期的にみると違いはほとんどなくなります。一番大切なのは、オーボエのことが好きということですね。好き嫌いは上達に大きく左右しますので、最初は成り行きで始めたとしても、楽しさに目覚めてもらえるようにレッスンでも工夫したいところです。
伸びない子の特徴
- 常に受け身
- 自己管理が苦手
- もっと夢中になっているものが他にある
- 実は部活やオーボエが好きじゃない
レッスンを受けることが目的になってしまうと、上達が遠ざかっていきます。レッスンはあくまでも通過点で、終わった後からが大切!予定管理上手は、練習上手。自分で次のレッスンまでの道のりを逆算して、練習・リード調達・楽器調整などできると良いですね。
たとえ今「伸びない子」に当てはまったとしても、全く絶望する必要はありません。ほんのちょっとした意識を変えるだけですぐに「伸びる子」に変わります。そのお手伝いを講師として精一杯頑張りますが、やっぱり最後は本人次第なので、この記事を見てハッとしたら、少しずつでも意識改革をしてみましょう。その過程で、自分の気持ちもはっきり見えてくると思いますが、その上でオーボエを続けたいか、レッスンが必要なのか、今一度考え直してみても良いですね。
成り行きで部活に入って、割り当てられたオーボエを吹いて、なんとなく過ごしている子もいると思います。レッスンを受けたことがなければ一度お越しになってみると、オーボエの奥深さ・楽しさに気がつけるかもしれません。基礎からていねいなレッスンなので、「よくわからないけど、吹きにくい」といったケースなら原因特定と解決が早いと思います。部活動の楽曲だけでなく、練習曲やポップス、ソロ・二重奏といったさまざまなジャンルの曲にも取りくめるので、ご自身にフィットする楽しさがきっと見つかります!
2025年は、楽しくオーボエを吹いて、上達しませんか?皆さまのお越しを、お待ちしております!