当教室では、担当講師のお手製リードを格安で購入して頂くことができます。オーボエを始めたばかりの方だと、楽器店でご自身でリードを選ぶということが難しかったりするので、講師からレッスンのときに購入するのはとてもおすすめですが、最終的にはご自身で買いに行くことができるようにする必要があると思います。今日は「リードを自分で買うテクニックがないとどうなるか」を書いていきたいと思います。

リードの調子がレッスンスケジュール次第になってしまう

週に1回ペースのレッスンであれば問題ないと思いますが、大半の方がそうではありません。レッスンのときに購入だと、レッスンスケジュールが先になってしまったりすると、それまで古いリードで拭き続けないといけなくなる場合があります。また、オーボエのリード寿命は均一ではないので(そのリードのポテンシャルや気候によって変わってきます、生命の寿命がそれぞれなのと同じ)、たとえコンスタントにレッスンに通えていたとしても、買うべきタイミングとレッスンのタイミングが合わない場合も出てきます。

講師と使っている楽器が違うと、合っていないことがある

講師とは異なる楽器メーカー・モデルを使っているという生徒さまは多いと思います。かくいう私も、自分のクラスに私と全く同じ機種を使っている方は過去・現在お一人もいらっしゃいません。そんなマリゴ・ヤマハ使いの私がロレーやリグータ向けのリードは、厳密には作れないのです。初心者のうちだと中庸なリード設定にしてしまえば大丈夫なのですが、メーカーへのこだわりが出てくると、どうしても「それっぽくても、ぴったりは来ない」というような微妙な違和感が出てきます。ですので、ある程度吹けるようになった方は、自身でお店に行って選んでみることをお勧めするようにしています。それだけでなく、同じメーカーの楽器をお使いの方にも、同様にお伝えするようにしています。というのも、たとえ同じ機種を使っていたとしても、使い手の性別・体格・骨格・歯並びなどは異なるので、フィットするリードは違う可能性が高いと感じるからです。

講師が変わると、路頭に迷う

当教室でも一定のスパンで講師の退任などで配置転換があるので、いずれ講師が変わるとリードも変わらなくてはならなくなり、路頭に迷う可能性があります。この問題は当教室に限ったことではなく、誰に習ったとしても同じですね。その人がずっと教えている可能性は、かなり低い。実際10年前に同じオーボエ講師業をしていた同業者で今もやっている人って半数以下です・・・結婚したり育児をしたり、人によっては楽器を辞めてしまうケースもあります。なので、リードに関しては自立できていた方が良いというのが私の考えです。

自分で選べるスキルを持った上で講師のリードを買うのは◎

自分で楽器店へ行って選ぶスキルがある上で、講師のリードが好きだから買うパターンは良いと思います。購入の選択肢をいくつか持った状態だと、心にゆとりが持てますね。また、リードメーカーさんも廃業などがあるので、好きな銘柄は複数ある方がリスク分散になりますよ。