今月はスタジオのレギュラーレッスンをほぼ降りている状態なので現場に行けずにご迷惑をおかけしておりますが、元気に頑張っております♪リバオケ関係のことはネタバレのない範囲でアメブロの方にちまちま更新予定なのでよかったら覗いてくださいね。

受験シーズン真っ只中、受験直前でお勉強を頑張っている学生さんは多いのではないでしょうか。高校・大学受験は特に、もっともプレッシャーのかかる時期かと思います。今日はこの季節柄を考慮して、プレッシャーとの付き合い方ついて、山内目線でのお話を記事にしてみたいと思います。

まずは、自分の限界点を知ること

プレッシャーへの耐性は人によって異なると思います。ある程度の伸びしろがある場合、若年のうちに鍛えられることはありますが、基本的にはアレルギー耐性のように人によって器の大きさが異なる、そういうものだと割り切ることも大事な気がします。「私はもっとやれるはず!」と思ってどこまでも頑張り続けようとして、心身がついて行かなくなることが多いので、やっぱりスタートラインは、限界点を知っておくことですね。そのためには緊張状態を作らないといけないので、舞台で大勢の前で喋ったり演奏したり、模擬試験を受ける時に自分を追い込むような自己暗示をかけてみたり、さまざまな形で自分のメンタル変化を見届けていく実験を行なってみましょう。

苦手部分の選別

運よく私は子どもの頃から音楽に触れて発表する機会も多かったので、大勢の前で演奏することには慣れていました。でも、筆記試験にはめっぽう弱くて、いつも力が出せない子でした。緊張した状態で左脳を使うことが、苦手だったのだと思います。緊張に強いタイプのはずですがジャンルが違えば実はそうでもなくて・・・経験という要素も大きいですね。みんな大なり小なり、そのような感じなのかなと思います。

苦手なシチュエーションの反復練習

前述で定まった苦手なシチュエーション。それをさらに掘り下げて、嫌でたまらない状況をできるだけ再現して、繰り返し経験してみます。そこで心身がどのような反応を示してくるかを観察してみると、なんとなく限界ラインが見えてくるかと思います。限界をがっつり超えてしまうと調子を崩してしまうので、あくまで「なんとなく」になってしまいますが、そこまで挑戦できるならやってみると良いと思います。もしくは、限界が思ったよりも遠いところにある発見ができる場合もあるかもしれませんね。

入試に関しては自分のベストが最大限発揮できるスタイルの入試を探していくのがきっと良いのでしょう。そうでない逆境で頑張る方は、苦手な状況に慣れていく訓練を繰り返し行なって、苦手意識を取っ払えるようになるといいですね。

志望校に受かったらオーボエを吹きたいと思っている方全員に、桜が咲きますように🌸