オーボエのバランス調整などのリペア全般って、とても難しいということをご存知ですか?ヤマダ電機やビックカメラに売っている家電のようにオーボエが売っている総合楽器店ならどこでも同じように直るものと思ったら、大間違いです!!オーボエは生き物、リードも吹き手も生き物だから、当然機械の修理のようにはいきません。それに、リペア学校ではどこもオーボエの修理は科目に入っていないため、リペアの専門学校を卒業したばかりの方はクラリネットやサックスは修理できてもオーボエは全くできないのだそうです。専門を出て楽器店に就職したばかりの方があなたのオーボエを修理していたとしたら・・・?残念ながら、比較的よくあることなのです。

今日はそんな「オーボエのリペア事情」について、書ける範囲にはなりますがお伝えしていきたいと思います。

オーボエを生かすも殺すも調整次第

どんなに高級な機種を買ったとしても、その楽器の良さを活かせるかどうかは修理職人の腕にかかっています。同じ楽器でも熟練のリペアマンさんにお願いしたら蘇るという現象を私自身も何度も経験してきました。とはいえ、オーボエというニッチな楽器なので、腕の良い職人は全国的に見てもごくわずかです。人口的にその職人も都会に密集してしまうので、地方にお住まいの方にとっては難しい問題もあるかと思います。

初心者であればあるほど、ダブルリード専門店での購入がおすすめ!!

始めたばかりの方・初級者の方だと、どういう状態が健康なのかが分からないのです。音が出しにくいのが自分の技術なのか、リードなのか、いろいろな要素がありすぎて判断が難しい、それがオーボエ。ですから、確実に修理の質が担保されているダブルリード専門店(新宿のあのお店)でのご購入がまず安全です。オーボエのことを知らない人ほど、専門店で購入することが大切だと思います。

修理をするときは、講師に事前チェックをしてもらい、調整後も確認を。

総合楽器店でオーボエを買った方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。楽器の値上がりを懸念してなのか、地元の楽器屋さんで新品楽器を選定なしで買ってからレッスンにいらっしゃる方が昔より増えたように思います。そういう方は少なくとも保証期間は購入したお店に出すと思いますが、調整をする前にレッスンで講師に吹いてもらい、どこをどうしたら良いかを聞いて、それをそのままお店に伝えてみましょう。また、調整が終わったところでノーチェックで持ち帰るのはNG。その場で音を出してみましょう。とくに低音を弱い音でスッと出るかチェックするといいですよ。少しでも気になることがあれば、修理担当者さんとお話してみてください。