音楽歴としては30年を超えている私ですが、気がついたらピアノを習っていて、いつの間にか30年以上の月日が経過していたという体感です。まさか始めたときは、こんなにも長い付き合いになって、職業になるなんて、夢にも思っていませんでした・・・。そんな私が日々の生活で思っていることを、記事にすることにしました。
オーボエ(ことにリード)と子育ての一喜一憂
リードを作っていて、良いのが出来たらどんな練習も楽しいけど、どんなに頑張ってもうまくいかない時もあり、そんな日は無条件にめちゃくちゃ落ち込みます。季節的な問題による浮き沈みは、自分の技術だけでコントロールもできない部分もありますが、この様相が育児と似ているように思います。オーボエを吹いている限り、リードの呪縛からはどうやっても逃れられないのと、子どもができたら成人まで20年ほどは育児から逃れられませんからね(笑)こう表現するとどちらも恐ろしく感じてしまいますが、大好きなオーボエを続けていくには、わがままなリードと向き合うしかありませんし、育児も離脱できませんので、どうせい苦労するなら、なるべく楽天的に乗り越えたいなと思って過ごしています。リードづくりでうまくいかないとき、育児で失敗があったとき、「そんな日もある」と割り切ってしまうようにしています。いずれも、凹んだ気持ちを引っ張ると余計に失敗のループにハマってしまうので、日々気をつけているところではあります。
オーボエの奥深さは、人生そのもの
マイ楽器との出会いが、人生のパートナー選びに似ている、という話は過去にも上げています。リード周りのことも、演奏会での成功・失敗、どれも人生のようだなと思う今日この頃です。また、すでに亡くなった作曲家たちの作品に触れることも、その方の人生や生き方・考え方を垣間見れたりして、人生について考えるひとつのきっかけになったりもします。
オーボエを始めて20年経ちましたが、まだまだ知らないことだらけだし、この先の未来までずっと共に学んでいくイメージがします。それはまるで人生そのもの。
先が見えないから不安、ではなく、面白いと思えるように。難しいから挫折、ではなく、その道程を楽しめるように。思ったゴールまで同じように進むなら、楽しく充実していたほうが良いに決まっているし、ゴールまで進む時間こそがオーボエ・子育て、ひいては人生そのものなのだから。
オーボエも子育ても人生も、失敗がない、ということはあり得ないので、失敗を恐れないこと!落ち込んだ時に、そうやって自分や家族をはげまして前を向いています♪