リードは、なんとなく昔から同じものを使ってて・・・
学生のとき使っていたものを買ってます!
オーボエご経験者の方にはじめてレッスンをするとき、リードのことは必ず聞くようにしていますが、意外とリードにこだわりを持っていない方は多い気がします。こだわりを持ちすぎると苦労もあるので、適度にこだわらないことは良いことです。ただ、なんとなく長年苦手だと思っていたことや、悩みの原因がリードにあるケースも多いので、何気なく同じタイプを使い続けている方には、一度リードの見直しをおすすめします。
楽器メーカーや機種によって望ましいリードが異なる
今はジャーマンでもフレンチでもない、それぞれの良さを活かすインターナショナルタイプのリードが主流化しつつありますが、世界各国見るとその国でポピュラーなリードスタイル・演奏スタイルは、まだまだちょっとずつ違いがあります。また、楽器メーカー・機種によっても、基準として想定されているリードは違います。市販されているリードも、作り手がどの楽器で最終的な調整をしているかによって、どの楽器と相性が良いか異なるので、その点もリード選びの基準として取り入れると、とても選びやすくなります。お持ちの楽器を活かすためには、リードと楽器の相性を考えてみませんか?
楽器×リードの相性が悪いとどうなる?
では、楽器とリードの相性が悪いと、どのような現象が起こるか挙げてみたいと思います。
- 一部(もしくは全体)ピッチが取りづらい
- 演奏していて疲れやすい
- 息苦しい
- 楽器が響かない、鳴っていない
ほかにもさまざまなマイナートラブルがありますが、メジャーなところではこのあたりかと思います。楽器とリードが仲良くなれないことが原因である場合、吹き手がどんなに頑張っても改善に向かうことは難しくなります。練習やレッスンを積み重ね、正しい方向に向かっているはずなのになかなか改善しないケースとなると、楽器とリードの相性が原因かもしれません。逆に、上記のトラブル原因は楽器とリードの相性だけではありません。その原因特定のためにレッスンはとても有効です。
とてもディープな問題なので、文面でお伝えしきることは難しいですね。このようなことでお困りの方がいらっしゃいましたらどうぞ体験レッスン・単発にお越しください。また、対処するためにはある程度対処経験をした講師が必要になるため、細かなお悩みを備考欄にご記載頂けますとご案内がスムーズです!