去年の2月頃から本格的に始めた歯列矯正ですが、あとちょっとのところまで来ました。アメーバブログの方でたまに詳しいことを書いていましたが、最近は変わった治療もないので更新していませんが、たまにはここに書いてみようと思います(笑)

昨年の年明けに抜いた小臼歯の後をどんどん詰めていって、ほとんど特別頑張ることなく左側の上下2本はあっさり埋まってくれたのですが、右側がなかなか埋まらずで、苦戦を強いられていました。けれどそれもあと1ミリのところまできて、一緒に噛み合わせも治してきているのが現段階です。「あと1ミリなので、あと1カ月くらいで隙間は埋まる筈です。」と先生に言われたのですが、その1ミリはオーボエ吹きにとってかなり大きい。少し前に隙間を確実に埋めるためにワイヤーの締め付けを強くして頂いたのですが、ミシミシと動いて、普段装置が当たるところは頬の皮膚が強くなっているのでそう痛くならなくなっているはずなのに、痛い。ということは装置のポジションが変わってきているということで…つまり歯が動いている…。歯が動き噛み合わせも変わるとオーボエを持つ角度にも変化があって、この数か月の噛み合わせの調整期間は色々と思い悩むことが多かったような気がします。しかもそういう時に限って演奏活動が立て込んでいたりで…時期をずらすというのも難しいことのなので、うまく付き合うことが大変でした。

リードもそうですが、歯の位置の1ミリの差というのも、とても大きいものがあります。場合によっては吹けなくなることもあるくらい重要なことです。

そんな歯を数年かけているにしても合わせて1センチ以上動かしている矯正って、やっぱりものすごい変化ですよね。最初抜いた時には、こんな大きな隙間が本当に埋まるのかと漠然と不安になったものですが、今はそんな小臼歯さんが最初からいなかったように整ってきてしまっています(笑)

この1ミリの隙間が埋まったあとは最終的な微調整があるそうで装置を外すまでにはもう少し時間を要するみたいなので、最終的な感想はそれまでお預けですが、本当~~~に変化しまくりますよ。演奏のことだけでなく、顔全体の印象もです。顔も歯も、本当にちょっとしたことでバランスが変わり、印象までも変化させてしまうのですね~。

オーボエに限らず、世の中の事柄は何かと繊細なのかもしれません。