先週の記事の続きです。

仕事も家庭も、生きがいや意味とはまた違うように思い、じゃあまた時間をかけてみつけていこうとしている最中、ふとオーボエとの関係性に変化が出たことに気づきました。

そういえば私、最近オーボエを吹いている時間がとても楽しい。

もう人生の半分以上オーボエとともに生きてきて、もはやオーボエのない人生はあり得ないところまで来ていたことに気づきました。毎日当たり前のように吹いていた頃にか気づけなかった大切なことに気づき思い直してみると、私にとって「これ」ってものはオーボエなのでした。

音楽に限らずどんなことでも良いと思いますが、オーボエをはじめとする楽器は年を取っても続けられるし、インドアだからお天気も調子には関わるけれど演奏は出来る、ライフスタイルが変わっても長く寄り添ってくれる良き相棒です。

生きる意味という壮大な話の結論として、「オーボエのために生きています」というと大げさですが、オーボエを演奏することやオーボエで繋がるご縁が人生の充実や幸福感に直結していて、末長く大事にしていきたいことのひとつだと再認しました。

一時や自分は楽器を演奏することから離れようと思っていたこともありました(いつか詳しいことはどこかでお話します)が、続けていてよかったです。

皆さまにとっても、「これ」というなにかひとつが見つかりますように。そしてそれがオーボエだったら、とても嬉しいです。