このホームページ、生徒さまや当教室にご興味を持って頂いている方以外に本当にいろんな方に見て頂いているようで、これからレッスン日誌を更新するのが怖くなってきました(^^;)笑 見られて困るものは書いていないけれど、つらつら書いているのでテーマは途中で脱線するわ言葉は雑だわで、ご指摘を受けそう!でも、自分の言葉で自分らしく、これからも負けじと更新しますよ!(笑)

さて、よく寄せられるお悩み。「長時間演奏しようとするとバテてしまう問題」。これはどうしたら良いのか。私が思うのは、口そのものの筋力以前にまずは呼吸が整っていなかったり、体の使い方が間違っていることが多いこと。それが出来てなお口が辛いのであれば、口角の筋肉を鍛える必要があります。とくに「ウ」と寄せるときに使う筋肉ですね!これ、実はオーボエを吹かなくてもしっかり鍛えることが出来るんですよ♪

私が実践しているのは「歯ブラシトレーニング」。棒状のものであれば正直なんでも良いのですが、毎食後に必ず使う歯ブラシであれば、条件反射的にトレーニングの存在を思い出すハズなので、そういった目的もあります。ぜひ歯磨きの前後に行ってみましょう。

やり方は簡単ですが、筋肉を意識しないと全く効果がありませんので注意です。歯ブラシのブラシ部分よりさらに根本の方を加えて、決して前歯などで支えることなく口をまるで粘り気のある飲み物を吸い上げるような「ウ」の口を作り、頬がこけるくらい口角を吸い寄せます。これを続けて10分行いましょう。だんだんだる~くなってくると思います。終わるころには舌の裏あたりもだる~くなります。じわじわくるけれど、これ、トライしてみるとだるくなる場所が口がバテたときと一緒だということにお気づき頂けるかと思います。

もちろんオーボエを実際に吹いて鍛える方がより効果的ではありますが、練習する時間が持てない方には効果てきめんのトレーニングです。ぜひ実践してみてください。

そしてこのトレーニングは、使っている筋肉はどこなのか、本来どこが疲れるのか、ということにも気づくことが出来ます。口角を引いて吹いていると、頬の下部がだるくなってくると思いますが、この歯ブラシトレーニングをするとそこは全く辛くならないはずです。「あぁいつも使っている場所は違ったんだな」ということを感じて頂く目的もあります。

より「吸い寄せる」ことを意識したい方にはストローはさらにおすすめ。ストローで上記のような口の形をつくって、吸う呼吸を口で、吐く呼吸を鼻で行うと良いと思います。

 

ぜひお試しあれ!!