実は事情があってレッスンを私が担当しなければならない方についてはフライングで今月から復帰していた山内です。結局リハビリには2ヶ月弱かかりました。体の変化、おそるべし。

そこで思ったことがありました。

音楽を続ける、というのはひとりの判断や気持ちだけでは出来ないものなのかなと。

中高生が楽器を始める・続けるためには、親御さまのご協力がなければ難しい。オーボエなんて楽器は学校の備品でなんとかなったとしてもリードは絶対に必要なので、コストがかかり続けます。これまで、経済的な事情をもってオーボエを諦めた子を何人も見てきました。

でも大人になって自分でお金を稼げるようになって晴れてスタートされる方が多いのが当教室。とくに20〜30代の女性が多いのはそういうこともあるのかなぁと思っています。

ただ、そんな女性たちが結婚してみると、今度は配偶者さまやご家族の協力が再び必要になります。楽器を買うにしても、習いに行くにしても、練習するにしても、全てにおいて。

こんなこと、自分がそうなるまで考えてもみませんでした。でも思い起こしてみると、知人にもご主人の反対があって楽器を続けられなくなった人はプロアマ問わず聞いたことがあるし、当教室でも反対までしていなくてもいわゆるワンオペ育児で練習する時間など実質全く取れない方も多いです。

そんな理由で、オーボエを続けていくことに対して後ろ向きなご家族を説得するような記事を書いてみようと思いました。

説得記事は次回掲載しますのでお楽しみに(笑)