こんにちは

早いものでもう11月ですね。今年もあと2カ月ほど…。冬がやって来ます!楽器の温めにも時間がかかってきますね。最近ヒーターを出し、クリーニングに出していた上着たちを回収して冬支度を整えました。

さて今日は、過干渉について。

今時は小学生がちょっと喧嘩しただけでも、学校の先生がお家に電話をかけるらしいですね。しかも、親御さまがふだん働いているとなるとお帰りになる時間まで先生は学校に残っているのだとか…。先生、大変!(T_T)お疲れ様です…。あまりにも先生が大変すぎるなと、ちょっとびっくりしました。子どもを大切に育てることはある程度大切なことだと思いますが、お稽古においても大切にすることと、過干渉なことと、線引きがあるのではと思うことがあるので、今日はそんなテーマで記事を書きます。

あくまで私の一個人の方針ですが、高校生になったら一人前になる準備として、レッスン日を決めたりするメールでのご連絡は基本的にお子さまと直接取るようにし、レッスンもひとりで来てもらうようにお願いしています。(何かあった時のために親御さまのご連絡先は把握した上です。それと当教室は繁華街の会場が多く、送り迎えについては夜遅いと心配なさる親御さまもいらっしゃると思いますので、もちろんその場合はお迎えにいらしてください♪)出来る子であればそれも中学生のうちから行いますが、中学生の場合はご家庭の教育方針もあるので、お任せしています。

というのも、予定管理の練習は中高生のうちにある程度しておくべきで、仮に失敗しても学生までなら特に問題のないことだからです。数年前と比べてもどんどん世の中の様子が変化していて、近頃は親御さまが先回りしすぎてお子さまの自主性を打ち消してしまっているケースがよく見られます。10代のうちのちいさな成功体験の積み重ねが将来に大きく影響すると私は思っているので、多少の失敗はなんとでもなりますから、出来るだけ自分で出来ることは自分でやっていって欲しいと願っています。もしかすると、お子さまが予定管理が出来ないことで講師に迷惑をかけてはいけないというお気遣いから先回りしなければと思われるかもしれませんが、大丈夫です!どんどん自主的に出来ることはチャレンジしていってくださいね。

私の過去の体験からですが、大学生になった時点でタイムマネジメントの得意不得意ってすでに決まっているような気がします。レッスンに限らず、決まった時間に起きて支度するとか、そういうことも中高生のうちにしっかり自分で出来るようにしておかないと、いざ大学生になって一人暮らしをしたら…ということが結構多いと思います。あぁ、これまで親御さまに起こして頂いていたのかな…ということ…。