今日はレッスンを受ける上で大切な持参物のお話をしたいと思います。過去何度か記事にしていることですが、年が明けて新たな気持ちでご受講頂くための新習慣としてご提案したいと思います。

筆記用具

皆さま、何かの授業を受ける時は筆記用具やノートを持っていきますね。オーボエのレッスンでも同じです。レッスン時間では膨大な情報が出ますので、メモなしには忘れてしまいます。受けたことをゴールにしてしまうと、その先の復習がうまくいきませんので、必ず筆記用具は持参してください。曲のお話の時は楽譜に直接書き込んでしまいましょう。そこで筆記用具の種類ですが、楽譜にボールペンで書き込んでいる方がたまにいらっしゃいますが、どんどん黒くなっていくので消せるものにしましょう。なかでもやわらかい鉛筆にすると、跡が残りづらいので良いです。楽団や部活の楽譜を使用する場合、鉛筆必須であることも多いですが、それは理由があるのですね。フリクションも私は賛成派ですがNGの講師もいるようです・・・。

レッスン用ノート

ただ、楽譜になんでも書きまくれば良いかと言うと、そうではありません。出来るだけスマートに使いたいのが楽譜。ですので、大事なことは小さなノートやメモを用意して、譜面台に常備しておきましょう。去年頃からご入会の方にはご持参頂くようにメールにてご案内させて頂いていますが、習慣になかった方はこれから取り入れてみてください。同じノートに練習の様子などを記録しておくのも良いです。一年ごとに振り返られるので便利です。レッスンを生かせている方は、結構ノート管理をなさっているように思います。普通のノートで全く問題ありませんし、日々練習なさる方は1日1ページタイプの手帳もおすすめ。私は生徒さまのレッスン記録を1日1ページの手帳に記録していっていますが、とても便利ですよ。

手鏡

アンブシュアの乱れをレッスンで指摘されることの多い方は、ふだんの練習の時から常に手鏡を持っておくと良いです。私の場合はスワブやペーパーを入れているポーチに一緒に忍ばせています。スタジオによっては鏡がありますが、ないところも多いのと、角度によっては使いづらいので、常にあると良いです。

他にも細かいものはありますが、多くの方がたいてい必要とするであろうものはこの3点です。これらが上達に直結しているので、「持ってなかった!」とこの記事を読んでハッとなさった方は、オーボエケースの中に今からいれておきましょう。