最近の趣味はエチュードをさらうこと、な山内です。(本当)脳みそが整理されてすっきりする大事な時間となっています。そろそろサルビアーニを1巻から久しぶりに洗い出そうかと思っています。目指せエチュード博士!

さて、今日の表題のお話ですが・・・以前のブログに書きましたが、発表会や生徒さまの所属する楽団での演奏会にむけて、私が過去に取り組んだことのない曲に触れる機会が多く、私自身の個人練習がとっても楽しいことになっています。最近の私の個人練習は、基礎練習→エチュード→生徒さまの新曲の勉強という流れ。途中でリードの手直しなどしたりしてその曲にあったリードを模索したりもしています。

曲をさらう中で大切なことは、音取り程度の初見段階の際は、スコアをていねいに読んで、曲の構造を知ることだと思っていて、初期はオーボエを吹きまくる!というよりかは、わりと机と鍵盤に向かう時間が長いです。ただただオーボエのパートだけをピックアップしてさらうだけだと、いざ他の楽器と合わせた時にうまくいかないこともありますし、無伴奏でない限りはオーボエパートは曲の一部分でしかないので、曲全体の理解には通じにくいものです。協奏曲などでは様々な楽器が出て来るので、どこでどんな楽器が出てくるかインプットしておくと、それぞれの楽器の音色を意識した演奏にもつながります。分かりにくい時は他のパートをご自身で演奏してみるのも良いです。

イメージが湧きにくい曲は音源の力を借りるのも良いですが、理想はスコアを見て、音楽が頭の中でイメージ出来るようになることなので、あまり音源には頼り過ぎないようにしましょう。よく私はスコアを見て、指揮をしながら歌っています(笑)

オーケストラで活動する方は、演奏する曲のポケットスコアはまず持っておくと良いですし、オーボエ協奏曲を演奏する場合はピアノパートに小さく楽器の名前が書いてある場合もあるので、これらを参考にしてオーケストレーションを勉強すると、より曲の奥深さを感じられて楽しいです。

皆さまもぜひ、楽曲のお勉強にトライしてみてくださいね!